テニス観戦でゲリラ豪雨に遭遇した日のこと

先日、友人が出場するテニスの試合を見に行ってきた。

その友人とは学生時代からの付き合いで、社会人になってからもテニスを続けているのは知っていたけど、試合を観に行くのは実は初めてだった。「せっかくだから来てほしい」と誘われて、久々に予定を空けて足を運んだ。

会場は市内のテニスコートで、天気予報は晴れ。日焼け止めだけ塗って出かけた。試合が始まると、友人は想像以上に動きが速くて、ラリーの応酬になるたびに思わず声が出た。テニスをちゃんと観戦するのも久しぶりだったけど、生で見ると迫力が全然違う。テレビで見るのとはやっぱりスケールが違う。

第1セットの途中くらいまでは、本当に気持ちいい観戦日和だった。

ところが、第2セットに入ったあたりから空が急に暗くなってきた。「あれ、なんか怪しいな」と思ったら、あっという間に大粒の雨が降り始めた。いわゆるゲリラ豪雨というやつで、傘を開く間もなかった。周りの観客も一斉に慌てて、コート脇の屋根のある場所に逃げ込んだ。

試合はもちろん中断。選手たちも急いでコートを離れて、しばらく待機という流れになった。友人と目が合ったので手を振ったら、苦笑いしながら手を振り返してきた。なんともいえない空気だった。

30分ほど待ったけど雨は一向に止まず、その日は結局試合が再開されないまま終了になった。友人の試合の続きはまた別の日に持ち越しになったらしい。

帰り道、友人と合流してちょっとだけ話した。「せっかく来てくれたのに」と申し訳なさそうにしていたけど、むしろ久々に会えてよかったし、ハプニング込みでなかなか記憶に残る観戦になったなと思っている。

それにしても、ゲリラ豪雨の予測のなさは本当に怖い。今の季節は特に午後から急変しやすいらしくて、次から野外イベントに行くときは折り畳み傘を必ず持つと心に誓った。晴れ予報を信じすぎてはいけない。

友人の試合の結末はまだ聞いていないけど、次は最後まで見届けたいと思っている。今度はちゃんと天気図を確認してから行く。

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