初めてのソロキャンプで失敗した話

初めてのソロキャンプで失敗した話

「一人でキャンプしてみたい」と思い立ってから、実行に移すまでに半年くらいかかった。道具を揃えて、YouTubeで設営動画を何本も見て、「これなら大丈夫」と確信して臨んだソロキャンプ初日。結果から言うと、思ったより全然ダメだった。

でも振り返れば、その失敗がなければわからなかったことばかりだったので、記録として残しておく。

ペグが全然刺さらなかった

動画では軽々と地面に刺さっているペグが、実際のキャンプ場ではびくともしなかった。地面が固くて、付属のアルミペグじゃ全然太刀打ちできない。ハンマーで叩いても、ペグ自体が曲がってしまう始末。

なんとかテントは立てたけど、ペグの重要性はキャンプ場に行って初めてわかると身をもって学んだ。スチール製の鍛造ペグをちゃんと買っておくべきだった。

火起こしに1時間かかった

焚き火は絶対やりたかった。薪を買って、着火剤も用意した。でも着火剤に火をつけてからが問題で、細い薪から太い薪へと火を育てるのがうまくいかない。火がついたと思ったら消える、の繰り返し。

結局1時間くらいかけてなんとか焚き火状態にはなったけど、ヘトヘトだった。後から調べたら、フェザースティックという細い削り木を使うと格段に楽になるとわかった。次回は絶対やってみる。

夜中に寒くて目が覚めた

10月上旬だったから「まだそこまで寒くないだろう」と思って、シュラフは秋用の安めのものを持っていった。これが大失敗だった。夜中2時ごろにガタガタ震えて目が覚めた。

外気温は10度を下回っていたみたいで、シュラフのスペックが全然足りなかった。持っていた服を全部着込んで、なんとか朝まで過ごしたけど、全然眠れなかった。寝袋は快適使用温度よりも少し余裕を持ったスペックを選ぶべきだというのは本当だった。

料理は案外うまくいった

失敗だらけの初キャンプだったけど、一つだけうまくいったのが料理。シンプルにチーズバーガーを作ったんだけど、これが想像以上においしかった。

キャンプ飯って、屋外で食べるだけで補正がかかるのか、なんでもうまく感じる。ただのコーヒーも格別だった。結局、この美味しさのためにまたキャンプに行きたいと思っている自分がいる。

失敗したからこそ次が楽しみになった

ペグが刺さらない、火が起こせない、寒くて眠れない。客観的に見れば散々な初日だった。でも翌朝、朝の光の中でコーヒーを飲んでいたとき、「また来よう」と自然に思えた。

失敗した分だけ、次に試したいことが具体的になった。鍛造ペグを買う、フェザースティックを作る練習をする、シュラフをアップグレードする。リストが増えていくのが、なんだか楽しい。

ソロキャンプ、思ってたより難しかったけど思ってたより面白かった。

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