何周も見てしまうドラマってある?繰り返し観たくなる理由を語ってみた

最近また「あのドラマ」を引っ張り出して観てしまった。たぶんもう5周目くらいだと思う。新しいドラマはどんどん配信されてるのに、なぜか手が伸びるのは見慣れたあのタイトルだったりする。「なんで何回も観てるんだろう」って自分でも不思議に思いながら、気づいたら最終話まで突っ走ってるんだよね。今回は、そんな「何周もしてしまうドラマ」について、自分なりに思うところを語ってみようと思う。同じような人、絶対いるはずだから。

1周目とは全然違う景色が見えてくる

初めて観るときって、どうしても「次どうなるの?」という気持ちで観てしまう。伏線とか細かい演技とか、正直そこまで拾えてないことが多い。でも2周目以降って、結末を知ってるからこそ気づけることがめちゃくちゃ多い。

たとえば第1話のセリフが、最終話の展開を暗示してたり。主人公の表情が、実はその時点でもう感づいてたことを示してたり。そういう「あ、ここ繋がってたんだ」って瞬間が、2周目以降の最大の醍醐味だと思う。

脚本家や監督が丁寧に作り込んでるドラマほど、この発見が多い。1周だけで「面白かった」で終わらせるのがもったいなくて、気づいたらまた最初から観てしまうんだよね。これって完全にドラマの沼にはまってる証拠だと思う。

好きなシーンだけつまみ食いする快感

何周もしてると、自分の中で「ここが神回」「このシーン最高」みたいなランキングが出来上がってくる。そうなると、ある日ふと「あのシーンだけ観たい」って気持ちになる瞬間がある。

仕事終わりに疲れて帰ってきて、風呂入って、ビール飲みながら「あの告白シーンだけ観よう」ってなる。これがつまみ食い視聴ってやつで、個人的にはかなり好きな楽しみ方だ。ドラマを最初から最後まで通して観なきゃいけないルールなんてないし、自分の好きなところだけ繰り返し観るのは全然アリだと思う。

むしろ何周もしてるからこそできる贅沢な楽しみ方とも言える。新しいドラマは最初からちゃんと観なきゃいけないプレッシャーがあるけど、何度も観たやつはそういうプレッシャーから解放されてるのがいい。

登場人物への感情移入が変わっていく

これ、かなり面白い現象だと思うんだけど、自分が歳を重ねたり経験を積んだりすると、同じドラマでも感情移入する対象が変わることがある。

10代のころに観たドラマを20代後半で観直したら、主人公より脇役の言ってることが刺さったり。当時は「なんでこの人こんな意地悪なの?」と思ってたキャラクターが、社会に出てみると「あ、この人の立場わかるわ」ってなったり。

人生のフェーズが変わると、ドラマの解釈まで変わるんだよね。それってすごいことだと思う。自分が変わったことをドラマが教えてくれるというか。だから何年かおきに同じドラマを観直すのも、一種の自己観察になってる気がする。単純に面白いだけじゃなくて、そういう深みがある作品こそ何周もしてしまう。

何周もするドラマには「安心感」がある

新しいドラマを観るのって、実はちょっとエネルギーが必要だ。登場人物の名前を覚えて、人間関係を把握して、世界観に慣れて。それ自体は楽しいんだけど、疲れてるときや気持ちが落ちてるときには結構しんどい。

そういうときに観たくなるのが、何度も観たことがある「ホームドラマ」みたいな存在の作品だ。展開もセリフも全部わかってるのに、なぜか落ち着く。これって音楽で言う「好きな曲をヘビロテする」感覚と一緒だと思う。

結末がわかってるから安心して観られるし、好きなキャラクターが出てくるだけで気持ちが上がる。ドラマが精神的な安定剤になってるというのは大げさじゃなくて、本当にそういう効果があると思う。メンタルが不安定なときほど、見慣れたドラマに戻ってしまう自分がいる。

「何周もできる作品」は本物だと思う

正直、どんな面白いドラマでも1回観たら満足してしまうものもある。逆に「そんなに話題になってないけど、なぜか何度も観てしまう」作品もある。この違いってなんだろうとずっと考えてたんだけど、たぶんキャラクターへの愛着と世界観の密度が違うんじゃないかと思う。

何周もできる作品って、観るたびに新しい発見があって、かつ「また会いたい」と思えるキャラクターがいる。ストーリーのテンポとか演出の完成度ももちろん大事だけど、最終的には「この人たちにまた会いたい」という気持ちが繰り返し視聴の原動力になってる気がする。

何周もできるかどうかが、そのドラマの本当の実力を示してるとも言える。派手な話題性よりも、静かに長く愛される作品のほうが、自分にとっては価値があると思う。

結局のところ、何周もしてしまうドラマって、自分の人生の一部になってるんだと思う。疲れたとき、落ち込んだとき、なんとなく懐かしくなったとき、気づいたらそこに戻っていく。新しい作品を追い続けることも楽しいけど、そういう「定番」とも言えるドラマを持っておくのは、生活の中でじんわり豊かさをくれるものだと感じてる。まだ「何周もしたいドラマ」に出会えてない人には、ぜひそういう作品を探してみてほしい。きっとどこかに、あなたが何度でも帰りたくなる世界があるはずだ。

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