読書習慣をつけるためにやったこと【続かない人こそ試してほしい方法】

正直に言うと、去年まで自分は「読書が続かない人間」だった。本屋で気になった本を買っても、最初の数十ページで止まって、気づいたら積ん読の山ができている。そういうことを何年も繰り返してきた。でも今年に入ってから、なぜか毎月コンスタントに本を読めるようになってきた。何が変わったのかを振り返ってみると、いくつかのシンプルな工夫があったことに気づいた。「本を読む習慣をつけたいけど続かない」という人の参考になれば嬉しいと思って、今回まとめてみることにした。

まず「読む時間」を固定してみた

最初にやったのは、読書をする時間帯を固定することだった。それまでは「時間があるときに読もう」という考え方でいたんだけど、これが一番ダメだった。時間があるときって、大抵スマホを触ったり動画を見たりして終わる。意志の力だけに頼るのは無理だと気づいた。

そこで「夜寝る前の20分だけ読む」というルールを作った。歯を磨いてベッドに入ったら、スマホをベッドサイドに伏せて、本を開く。たった20分でいいと決めたのがポイントで、「毎日必ずやる」ではなく「毎日やりやすい状況を作る」という発想の転換が大きかったと思う。最初の1週間は正直しんどかったけど、2週間過ぎたあたりから、本を開くことへの抵抗感がほとんどなくなってきた。習慣って怖いもので、やらないと逆に落ち着かない感覚になってくる。

読む本のジャンルをガラッと変えた

もう一つ大きかったのが、読む本のジャンルを変えたことだ。それまでは「せっかく読むなら役に立つものを」と思って、ビジネス書や自己啓発本ばかり選んでいた。でも正直なところ、途中で飽きることが多かった。情報は得られるんだけど、続きが気になるということがあまりなかった。

試しに小説やエッセイを読んでみたら、これが全然違った。特にエッセイは文章が軽くて読みやすいし、著者の「人となり」みたいなものが伝わってくるから、なんとなく親しみやすい。小説はストーリーの続きが気になって、気づいたら20分が40分になっていた。「役に立つかどうか」より「自分が面白いと思えるかどうか」を優先するようにしたら、読むこと自体が楽しくなってきた。

電子書籍を活用するようにした

習慣化に一番貢献したのは、電子書籍の導入かもしれない。以前は「やっぱり紙の本の方が頭に入る気がする」という謎のこだわりがあって、電子書籍を避けていた。でも試しに使ってみたら、日常の読書にはめちゃくちゃ向いていると感じた。

特に使い始めてから変わったのは「隙間時間に読める」ようになったことだ。電車の中でも、ちょっとした待ち時間でも、スマホ一台で本が読める。わざわざ本を持ち歩く必要がない。Kindle Paperwhiteを使い始めてからは、目が疲れにくくなったし、寝る前に暗い部屋でも読めるのが地味に最高だった。紙の本への愛着はまだあるけど、続けるためのツールとして電子書籍は本当におすすめしたい。

読んだ記録をつけ始めた

4つ目にやったのは、読書記録をつけることだ。最初はノートに書いていたけど、今は読書管理アプリを使っている。「読んだ本」「読んでいる本」「読みたい本」をリストにしておくだけで、モチベーションが全然違う。

特に効果的だったのは、読み終わった本が積み重なっていくのを見ることだった。「今月3冊読めた」とか、数字で見えると単純に嬉しい。人間って意外と「見える化」することでやる気が続くもので、自分もそのタイプだということがわかった。また、感想をひとことメモしておくだけで、後から「この本、確かこんなこと書いてあったな」と思い出せるのも良かった。日記に近い感覚で気軽に続けられている。

「途中でやめていい」と決めた

最後にこれが一番地味だけど大事なことだったと思う。それは「面白くなければ途中でやめていい」というルールを自分に許可したことだ。昔は「せっかく買ったんだから最後まで読まないと」という義務感があって、それが読書全体へのイメージを重くしていた気がする。

50ページ読んで乗れなかったら別の本に移る。それを自分に許したら、読書が一気に軽くなった。「本は最後まで読まなくていい」という考え方は、最初は少し抵抗があったけど、今は完全にそう思っている。合う本と合わない本があるのは当然だし、自分に合う本を選び直すことも読書の一部だと思えるようになった。

読書習慣をつけるって、「意志が強い人がやること」みたいなイメージがあったけど、実際は仕組みと環境を少し変えるだけで全然違ってくると実感している。今年の目標は年間50冊で、今のペースだと達成できそうな感じだ。もし自分みたいに「本を読みたいけど続かない」と悩んでいる人がいたら、完璧を目指さずにまず一つだけ試してみてほしい。習慣は小さなきっかけから始まるもので、気づいたら「読まない日が気持ち悪い」という感覚になっているはずだと思う。

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