
ピックルボールコートで出会った仲間たちの話
ピックルボールを始めてよかったことはいくつかあるけど、一番は出会いだと思っている。コートに行くと知らない人と一緒にプレーする機会が多くて、いつの間にか顔見知りが増えていた。
ピックルボールはコミュニケーションが生まれやすい
テニスは1対1が多くて、試合中はほぼ無言。でもピックルボールはダブルスが基本で、パートナーと声をかけ合いながら進める。コート自体が小さいから、相手とも会話がしやすい距離感にある。
初めてコートに行ったとき、すでにいたメンバーが「一緒にやりませんか?」と声をかけてくれた。初心者を受け入れやすい雰囲気がピックルボールにはあると感じた。スポーツを通じた初対面の敷居が低い。
年齢がバラバラなのがいい
一緒にプレーするメンバーは20代から70代まで幅広い。普段の生活ではなかなか接点のない年代と、スポーツという共通言語でつながれるのがいい。
60代のSさんは動きはゆっくりだけど、ショットの精度が高くてポジション取りが上手い。「経験と技術でカバーする」という姿を見て、この競技の面白さを改めて感じた。年齢ハンデが少ない競技は、世代を超えた交流が生まれやすい。
試合後の雑談の時間が好き
プレーが終わったあと、コート脇でペットボトルを飲みながら雑談する時間が自然と生まれる。「あのショットはどうやって打ってるの?」とか、「先週の試合どうだった?」とか。
スポーツの話から、仕事の話、趣味の話になることもある。スポーツは会話のきっかけとして最強のツールだと思う。共通の体験があると、関係が深まるのが早い。
初めてダブルスのペアを組んだとき
少し通い始めたころ、Kさんという同年代の男性と初めてダブルスのペアを組んだ。お互いまだ下手で、試合中に何度も「ごめん、取れなかった」「いやいやこっちこそ」というやり取りをした。
負けたのに、試合後に「また一緒にやりましょう」と言われたのが嬉しかった。今では週一で一緒にプレーするようになっている。趣味の仲間ってこうやってできるんだと思った。
コートが居場所になってきた
最近は「コートに行けばあの人がいる」という安心感が出てきた。特に約束をしてるわけじゃないけど、行けば顔見知りがいる場所になっている。
スポーツを通じた居場所は、年齢を重ねていくほど大切になると思う。ピックルボールのコートが、そういう場所になってきた。

中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。