東京の絶品ランチを探した話|コスパ最強の名店を巡った記録

先週、久しぶりに丸一日使って東京のランチ探しをしてみた。きっかけは些細なことで、職場の同僚に「最近ランチどこ行ってる?」って聞いたら「コンビニです」って返ってきたこと。それを聞いて、なんかもったいないなあと思ったんだよね。東京って、ちょっと歩けば美味しいものがごろごろある街なのに。そこで「自分でちゃんと探して、同僚にもシェアしよう」と思い立って、この日のランチ巡りが始まった。結論から言うと、めちゃくちゃ充実した一日だったし、東京のランチのポテンシャルを改めて実感した。

まず最初に向かったのは神田の老舗洋食屋

最初の目的地は神田にある老舗の洋食屋だ。口コミサイトで「昔ながらのオムライスが絶品」という評判を見て、前から気になっていた店。開店11時に合わせて行ったのに、すでに数人並んでいてちょっと驚いた。それでも待ち時間は10分ほどで入れたから、回転は悪くない。

注文したのはもちろんオムライス。値段は1100円で、東京のランチとしてはかなり良心的な設定だと思う。運ばれてきた瞬間、ふわとろの卵のツヤが目に飛び込んできて、テンションが一気に上がった。食べてみると、デミグラスソースの深みとチキンライスの塩加減が絶妙で、「ああ、これが本物の洋食だ」って感じる味だった。派手さはないけど、また来たくなる安定感がある。これは同僚にも自信を持っておすすめできると思った。

次は秋葉原でひっそり営業するスープカレー店へ

神田から歩いて秋葉原へ移動。電気街のイメージが強いエリアだけど、実は飲食店の密度も高くて、ランチ激戦区のひとつだ。お目当ては雑居ビルの2階にある小さなスープカレー屋で、友人から「知る人ぞ知る名店」と教えてもらっていた場所。

外観は正直、初見では入りにくい雰囲気。でも扉を開けたら店内はアットホームで、カウンター席が8席だけのこじんまりした空間だった。ランチセットは1350円で、スープカレーにサラダとドリンクがついてくる。野菜がごろごろと大ぶりに入っていて、スープのスパイス感がしっかりしているのに辛さは控えめで食べやすい。チキンレッグがスープに浸って骨まで柔らかくなっていて、フォークでほぐれるくらい丁寧に煮込まれていた。これは発見だった。秋葉原でランチを探している人には積極的に教えたい一軒だ。

浅草で和食ランチ、コスパに驚いた

午後の部は浅草へ移動した。観光地として有名な浅草だけど、地元民向けの渋い食堂も多くて、歩いているだけで楽しいエリアだ。狙っていたのは仲見世から少し外れた路地にある小さな和食の定食屋。

ここでは日替わりの焼き魚定食を頼んだ。この日は鯖の塩焼きで、価格はなんと850円。ご飯、味噌汁、小鉢2品、漬物つきというボリュームで、東京でこのクオリティと量がこの値段で食べられるのは正直かなり貴重だと思う。鯖は皮がパリッと焼き上がっていて、身はふっくらしていた。味噌汁も出汁がちゃんと効いていて、どこか実家の味に近い安心感がある。観光客よりもスーツ姿の常連さんが多くて、地元に愛されている店なんだというのが伝わってくる雰囲気だった。

最後に立ち寄った上野のカフェが予想外の当たりだった

さすがに3軒目まで食べると満腹になってきたので、最後は軽めにカフェでランチを締めくくることにした。上野公園の近くにある、外から見ると普通のコーヒースタンドみたいな店だ。でも店頭のボードに「本日のサンドイッチ」と手書きで書いてあって、なんとなく気になって入ってみた。

注文したのはたまごサンドとアイスコーヒーのセットで950円。シンプルなメニューだけど、パンは毎朝焼いているという自家製で、外はカリッと中はしっとりした食感が素晴らしかった。たまごフィリングはマヨネーズ控えめでたまごの旨味がちゃんと感じられる。コーヒーも酸味と苦みのバランスが良くて、食後の一杯として完璧だった。こういう「期待せずに入ったら当たり」という体験が、街歩きの醍醐味だなとしみじみ思った。

東京ランチ巡りで気づいたこと

この日一日回ってみて、改めて気づいたことがある。東京のランチって、「有名店」より「地元に愛されている店」のほうがコスパも満足度も高い場合が多い。口コミランキング上位の店は確かに美味しいけど、並ぶ時間や価格を考えると、路地裏の渋い定食屋や雑居ビルの穴場店のほうがトータルで満足できることも多い。

あと、「歩いて探す」という行動が重要だと感じた。地図アプリだけ頼っていると、評価件数の多い有名店ばかりに誘導されてしまう。実際に歩いて、看板を見て、気になったら入ってみるというアナログな探し方が、意外な名店との出会いを生む。東京はまだまだ知らないランチの宝庫で、この日だけでも4軒すべてに満足できたのは、そういう探し方をしたからだと思う。

今日一日かけて東京のランチを巡った結果、本当に充実した体験ができた。同僚にも胸を張っておすすめリストを渡せそうだ。神田、秋葉原、浅草、上野と意外と歩いてつながるエリアを回れたから、週末の散歩がてら試してほしいルートでもある。次は新宿や渋谷のエリアでも同じようなことをやってみたいし、ランチ巡りをライフワークにしてもいいかなと少し思っている。美味しいものを探す楽しさって、食べること以上のワクワクがあって、それがたまらない。東京のランチ、まだまだ奥が深い。

おすすめの記事