地元の定食屋が最高だった話|久しぶりに行ったら感動が止まらなかった
先週の話なんだけど、久しぶりに地元に帰る用事があって、ついでにずっと気になってた定食屋に寄ってみた。子どものころから看板だけは知ってたのに、なぜかずっと入らずにいたあの店だ。結論から言うと、めちゃくちゃよかった。「なんでもっと早く来なかったんだ」って本気で後悔したくらいだ。今日はその体験をそのまま書き残しておこうと思う。定食好きな人には特に刺さると思うから、最後まで読んでほしい。
そもそもなぜ今まで行かなかったのか
その店、名前は「食堂まるとみ」っていうんだけど、外観がとにかく地味なんだよね。古い一軒家みたいな作りで、のれんもなんかくすんでて、看板の文字も手書きで薄くなってる。正直、初見だと「ここ、やってるのかな?」って思うレベルだ。近くを通るたびに「いつか入ろう」とは思ってたんだけど、毎回そのまま素通りしてた。でも地元の友達に「あそこ絶対行っとけ」って言われたのが今回のきっかけで、ようやく重い腰を上げた感じだ。外見で判断しちゃうのは本当によくないなって、この日改めて実感した。
入った瞬間から「ここ好きだ」ってなった雰囲気
引き戸を開けた瞬間、ふわっと出汁の香りがして、それだけで「あ、来てよかった」ってなった。店内は4人がけのテーブルが4つと、カウンターが5席くらい。昭和感が全開で、柱にはメニューの短冊がびっしり貼ってある。BGMもなく、厨房からは包丁の音とフライパンの音だけが聞こえてくる。お昼時だったんだけど、地元のおじさんたちがみんな黙々と定食を食べてる光景がなんとも言えずよかった。「ここに通い続けてる人たちがいる」っていう事実が、店の信頼感を物語ってると思う。派手さはゼロだけど、安心感が半端なかった。
頼んだのはサバの味噌煮定食、これが本当に神だった
メニューを見たら、日替わり定食、焼き魚定食、肉系定食など10種類くらいあって正直迷った。でも壁に「本日のおすすめ」として手書きで書いてあったサバの味噌煮定食(850円)を頼んでみた。出てきたのは、どんと存在感のあるサバが一切れ、ご飯、味噌汁、小鉢が2つ(ひじきの煮物と冷奴)、そして漬物。見た目は至ってシンプルなんだけど、食べた瞬間に「うまい」って声が出た。味噌のコクと甘みのバランスが絶妙で、サバ自体がふわっとほぐれる。ご飯が止まらなくて、気づいたらあっという間に完食してた。850円でこのクオリティはマジで反則だと思う。
味噌汁と小鉢の完成度が異常に高かった
定食のメインがうまいのは当然として、個人的に感動したのが味噌汁と小鉢の完成度だ。味噌汁は豆腐とわかめのシンプルなやつなんだけど、出汁の引き方が丁寧なのか、飲んだときのじんわりした旨みがすごかった。「インスタントとは全然違う」っていう感覚が飲んだ一口目にわかる。小鉢のひじき煮も、甘すぎず塩気も強すぎず、箸が自然と伸びる味だった。こういう脇役がきちんとしてる店って、メインも絶対うまいんだよね。定食ってトータルバランスが命だと思ってて、まるとみはそれを完全に理解してる店だと感じた。
おかみさんとの会話がまた最高だった
食べ終わってお会計のときに、カウンターにいたおかみさん(たぶん60代くらい)に「おいしかったです」って思わず言ったら、「ありがとう、遠くから来たの?」って聞いてくれた。「地元です、子どものころからお店知ってたんですけど初めて入りました」って答えたら、「そうなの、もっと早く来ればよかったのに」って笑って言われた。それがなんか、すごくよかった。特別なサービスとかじゃなくて、自然な会話のやりとりだけど、「また来たい」って思わせる力がある。こういう人情みたいなものが、チェーン店にはない定食屋の魅力だと思う。
正直、今まで入らなかったことをかなり後悔してる。地元にこんないい店があったのに、知らずにいたのはもったいなかった。定食屋って、派手なSNS映えもないし、話題になりにくいけど、だからこそ本当にいい店が埋もれてることが多い気がする。次回地元に帰ったときはまず「まるとみ」に行くつもりだし、友達にも絶対紹介しようと思ってる。みんなも地元に「なんとなく気になってるけど入ってない店」があるなら、とりあえず一回入ってみてほしい。思いがけず最高の定食屋と出会えるかもしれないから。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。