キャンプ飯がうまくいった日の記録|初めて「全部成功」した焚き火ごはんの話

キャンプに行くたびに、なんかしら失敗してた。米が芯残り、肉が焦げる、スープが薄い。そういうのが積み重なって「キャンプ飯ってむずいな」ってずっと思ってたんだけど、先週末にようやくやった。全部うまくいった日が来た。場所は長野の山の中、標高1000mちょっとのオートキャンプ場。気温は朝8度まで下がって、焚き火の前に立つとめちゃくちゃ気持ちよかった。今日はその日の記録を残しておきたいと思う。

今回作ったメニューと下準備の話

メニューはシンプルに3品。朝はスキレットで焼くベーコンエッグ、昼はダッチオーブンで作るポトフ、夜は焚き火で炊くごはんと豚バラの味噌漬け焼き。品数は少ないけど、それがよかったんだと思う。前回は欲張りすぎて全部中途半端になった。今回は「少なめ、丁寧に」を意識した。

下準備は前日の夜にほぼ終わらせた。豚バラは味噌・みりん・酒で漬け込んで、ジップロックに入れてクーラーボックスへ。ポトフ用の野菜はざく切りにしてこれもジップロック。米は家で研いで水気を切った状態で持っていった。現地でやることを減らすって、こんなに気持ちが楽になるんだって初めてちゃんと実感した日だった。

朝ごはん:スキレットの使い方がやっとわかった

朝イチはまず焚き火を安定させることから始めた。薪の組み方を最近勉強して、井桁積みで試したらかなり火の安定感が違った。スキレットを焚き火台に乗せて、じっくり予熱する。ここが今まで全然できてなかったところだ。いつも急いで食材を投入して、温度が足りなくてくっついたり、逆に急激に焦げたりしてた。

今回は予熱に5分以上かけた。バターを入れたらジュッとしっかり音がして、ベーコンを並べたら皮がパリっと縮んでいくのが見えた。卵を割り入れて蓋をすること2分。白身はしっかり火が通って、黄身はとろとろ。外で食べるベーコンエッグって、なんであんなにうまいんだろうとまた思った。スキレットの使い方が体でわかってきた気がして、朝から気分がよかった。

昼ごはん:ダッチオーブンのポトフが感動的だった

ポトフはキャンプ飯の定番だけど、今まで一回も「完璧にできた」って思えたことがなかった。味が薄かったり、野菜が硬かったり。今回は時間に余裕があったから、昼ごはんを11時から仕込み始めた。ダッチオーブンに玉ねぎ・にんじん・セロリ・じゃがいも・ソーセージを入れて、コンソメと水を入れてふたをする。あとはひたすら弱火でほっとくだけ。

1時間後にふたを開けたとき、野菜が透き通るくらい柔らかくなっていて、スープの色が琥珀色になってた。一口飲んだら、野菜の甘みがしっかり出てて、コンソメだけじゃない深みがあった。同行した友人が「これ、店で食べるやつじゃん」って言ってくれて、正直めちゃくちゃうれしかった。ポイントは弱火と時間、それだけだと思う。焦らないこと。キャンプ飯って、せかさなければうまくいくのかもしれない。

夜ごはん:飯盒なしで炊いたごはんが一番の感動

夜のメインは白米と豚バラの味噌漬け焼き。ごはんはメスティンで炊いた。メスティンでの炊飯は何回か試してたんだけど、毎回微妙に芯が残ったり、焦げすぎたりしてた。今回は吸水時間をしっかり30分とって、火加減は最初だけ強火、沸騰したら超弱火に落として15分、蒸らし10分というのを守った。

ふたを開けた瞬間、ふっくらと立ったごはんの粒が見えて、なんか感動してしまった。底のおこげも薄くていい感じで、香ばしさが食欲をそそった。豚バラは焚き火の網の上でゆっくり焼いて、味噌が少し焦げるくらいまで待った。それをごはんの上に乗せて食べたら、もう最高だった。言葉にするのむずいけど、外で食べるごはんってどうしてこんなにうまいんだと思う。

うまくいった理由をあとから分析してみた

家に帰ってから、なんで今回はうまくいったのかをちょっと考えてみた。大きく3つあると思う。まず「品数を絞ったこと」。欲張ると段取りが崩れる。次に「下準備を前日に終わらせたこと」。現地での作業が減ると、火の状態や食材の変化に集中できる。そして「火加減と時間をちゃんと守ったこと」。キャンプ飯って、急ぐと失敗するんだと体でわかった。

計画と余裕が、キャンプ飯の完成度を決めると思う。センスとか特別な道具とか関係なくて、ちゃんと準備してちゃんと待てるかどうか。今回それが全部ハマって、結果的に「全部成功」の日になった。次回はもうちょっとだけ品数を増やして、燻製も試してみたいと思ってる。

キャンプ飯がうまくいく日って、なんか特別な一日になる気がする。食事がうまくいくと会話も弾むし、焚き火を囲む時間がより豊かに感じられる。失敗を重ねてきた分、今回の成功はすごく記憶に残ったし、またすぐキャンプに行きたくなってしまった。記録として残しておくことで、次も同じように再現できると思う。もしキャンプ飯がうまくいかないと悩んでる人がいたら、ぜひ「品数を絞る」「前日に下準備する」「時間を守る」の3つだけ意識してみてほしい。それだけで、ぐっと変わると思う。

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