温泉旅行でリフレッシュした話|箱根2泊3日で心も体もリセットできた

正直、今年の秋はかなりしんどかった。仕事が立て込んで、気づいたら毎日終電近くまで働いてる日々が続いて、週末もなんとなくダラダラして終わる、みたいな繰り返し。体は疲れてるのに眠れなくて、休んだ気がしない状態がずっと続いてた。そんなとき、友人から「もう温泉行くしかない」って一言で背中を押されて、気づいたら箱根行きの宿を予約してた。今回はそのときの話を書いていこうと思う。

行き先を箱根にした理由

温泉に行こうと決めたはいいけど、どこにするかで少し迷った。遠くに行くほどリフレッシュ感は強いと思うんだけど、そのぶん移動の疲れもあるし、仕事が完全に離れられる自信がなかった。なので「近くて、でもちゃんと非日常感がある場所」という条件で考えたとき、箱根がすぐに浮かんだ。

東京から新幹線や特急を使えば1時間ちょっとで行けるし、箱根温泉は泉質の種類も豊富で、宿の選択肢も多い。自然の中に囲まれた感じもあるし、芦ノ湖や大涌谷みたいな観光スポットも近くにある。忙しいときほど「とりあえず移動が楽な場所に行きたい」ってなると思うけど、そういう意味でも箱根はかなり正解だった。

宿は少し奮発して、露天風呂付きの部屋があるところを選んだ。普段こういうところには泊まらないんだけど、今回は「ちゃんとリセットする」という目的があったので、ここだけはケチらないようにした。結果的にこの判断が大正解だったと思ってる。

チェックインして最初に感じたこと

宿に着いたのは午後3時ごろ。ロビーに入った瞬間、木の香りがしてなんか一気に肩の力が抜けた感覚があった。別に特別なことが起きたわけじゃないんだけど、あの「あ、来てよかった」って思える瞬間ってあるよね。あれだった。

部屋に通されて、窓の外に山の景色が広がってるのを見たとき、「しばらくここにいていいんだ」っていう安心感みたいなものがじわじわ来た。普段は休日でも何かしなきゃって焦る感覚があるんだけど、この日はそれが全然なくて、ただぼーっと景色を眺めてる時間がすごく気持ちよかった。

露天風呂付きの部屋というのも思った以上によくて、好きなタイミングでお湯に浸かれるのがこんなに最高だとは思ってなかった。夜中に目が覚めて、ふと入ってみたら星が見えて、それだけで「来てよかった」って何度目かわからない気持ちになった。

温泉の効果は本物だった

今回の宿は硫黄泉で、入るとちょっとたまご臭がするタイプ。最初は「においが強いな」と思ったけど、入ってみると肌がすべすべになる感じがあって、これはわかりやすく効いてる実感があった。

1日目の夜、大浴場に行ったんだけど、湯船に浸かって10分くらいしたら体の奥からじわじわ温まってくる感覚があって、気づいたら頭の中がすごく静かになってた。いつもは湯船に入っても「明日の仕事どうしよう」とか「あのメール返してなかった」とか、頭の中がずっとうるさいんだけど、あの夜はそれが全部消えてた。

2泊3日の間、毎日朝晩温泉に入り続けたら、最終日には体のこわばりがほぼなくなってた。肩こりがひどかったのに、帰る頃には首がすっと動くようになってて、「温泉の効果ってこういうことか」と素直に感動した。サウナも流行ってるし自分も行ったりするけど、長期間浸かり続ける温泉旅行はまた別の効き方をすると思う。

観光はほどほどに、ゆっくりを選んだ

2日目は大涌谷に行ってみた。黒たまごも食べたし、硫黄の噴煙を見て「地球ってすごいな」って素直に思った。でもこの日の大半は宿でのんびりしてて、本を読んだり、ぼーっとしたり、昼寝したりしてた。

旅行に行くと「せっかくだから全部回らなきゃ」ってなりがちだよね。自分もそのタイプで、いつも旅行から帰ってきたら観光疲れしてるってことが多かった。でも今回は最初から「リフレッシュが目的」と決めてたので、無理に動かないようにした。これが正解だったと思う。

何もしない時間って、最初は少し罪悪感があるんだけど、慣れてくるとそれが一番の贅沢だとわかってくる。ただ温泉に入って、ご飯を食べて、ぼーっとするという繰り返しが、気づいたら心の栄養になってた気がする。観光を詰め込まなくても、旅行はちゃんと楽しめるし、むしろその方が回復できると今回改めて思った。

帰ってきてから気づいた変化

旅行から帰ってきた翌日、仕事に戻ったんだけど、いつもと明らかに違う感覚があった。頭が軽くて、細かいことをあまり気にしなくなってたというか、同じ仕事量でも「まあやれるか」って感じで受け取れるようになってた。

睡眠の質も変わった気がする。帰ってきてから2〜3日は、夜になると自然に眠くなって、朝もすっと起きられた。これがすごくよくて、温泉で体のリズムが整ったのかなと勝手に思ってる。

あとは気持ちの余裕ができたことで、周りの人に優しくなれた気がした。旅行前は余裕がなくて、会話もちょっとぶっきらぼうになってたと思うんだけど、帰ってきてからは普通に笑えるようになった。リフレッシュって、自分のためだけじゃなくて周りにも還元されるものなんだと感じた瞬間だった。

今回の箱根温泉旅行は、本当に行ってよかったと心から思う。疲れてるときって「旅行の準備すら面倒」ってなりがちだけど、そういうときほど思い切って行った方がいい、というのが今回の結論だ。次は冬に行きたいと思ってて、雪景色の中で温泉に入るのが夢になってる。温泉旅行、まだ試したことがない人にはマジでおすすめしたい。特別なことは何もしなくていい。ただ温泉に浸かって、おいしいものを食べて、寝る。それだけで人間はかなり回復できるんだと今回証明できた気がしてる。

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