朝のルーティンを変えてみた記録|2ヶ月続けてわかったリアルな話
正直、去年までの自分はギリギリまで寝て、バタバタと支度して、なんとなく一日が始まる、みたいな生活をずっと送っていた。それが悪いとも思っていなかったんだけど、ある日「なんか毎日同じことの繰り返しで、全然ときめかないな」と感じてしまって。そこから朝のルーティンを意識的に変えてみようと決めた。今回はその2ヶ月間の記録を、失敗も含めてそのまま書いていこうと思う。
きっかけは「このままでいいのか」という漠然とした焦り
きっかけは本当に小さなことで、友達のSNSで「最近朝活始めてから、なんか毎日が充実してる気がする」という投稿を見たことだった。うらやましいとか、すごいとか、そういう感情より先に「あ、自分ってここ数年何も変えてないな」という気づきがきた。
仕事はそれなりにこなしているし、生活が破綻しているわけでもない。でも、「ただこなしているだけ」という感覚がずっとあった。朝を変えれば何かが変わるかもしれない、という根拠のない期待で、とりあえずやってみることにした。大げさな目標は立てず、「まず2ヶ月だけ試してみる」というスタンスで始めたのが、意外とよかったと思う。
最初の1週間:起きれない、眠い、全部つらい
最初に変えたのは起床時間。それまでは7時半ギリギリに起きていたのを、6時に設定した。1時間半の前倒し。これが想像以上にきつかった。
アラームは鳴る。でも体が全然起きない。二度寝どころか三度寝した日もあった。「自分には朝活なんて向いてないのかも」と思ったのが正直なところで、最初の3日間は完全に挫折モードだった。
転機になったのは、就寝時間を意識し始めたこと。当たり前すぎる話なんだけど、夜更かしをやめないと早起きは絶対に続かないというシンプルな事実に、4日目にようやく気づいた。スマホをベッドに持ち込むのをやめて、23時には布団に入るようにしたら、6時起きがスッと楽になった。環境を変えるって大事だと実感した瞬間だった。
2〜3週間目:ルーティンの中身を試行錯誤した話
起きられるようになってきたら、今度は「その時間で何をするか」という問題が出てきた。最初はなんとなくスマホを見たり、だらだらコーヒーを飲んだりしていて、それだと結局「早起きしただけ」になってしまう。
そこでいくつか試してみた。ジャーナリング(日記的なやつ)、ストレッチ、読書、散歩。全部一度はやってみた。結果、自分に合っていたのは「10分のヨガ+コーヒーを飲みながら読書30分」という組み合わせだった。ヨガはYouTubeで初心者向けの動画を流すだけ。ヨガマットを一枚買っただけで、急にちゃんとやってる感が出て、継続のモチベーションになったのは笑える。
散歩はよかったんだけど、天気に左右されすぎて自分には向いていなかった。ルーティンにするなら「天気関係なくできること」が大事だというのも気づきの一つだった。
1ヶ月を過ぎたあたりから感じた変化
劇的な変化、というわけではないんだけど、じわじわと「あれ、なんか違うな」と思う瞬間が増えてきた。一番わかりやすかったのは、午前中の集中力。以前は昼前になると頭がぼんやりしてきたり、何から手をつけていいかわからなくなったりしていたのが、朝にルーティンをこなしてから仕事に入ると、スムーズにスタートを切れるようになった。
あと、「自分で決めたことをちゃんとやった」という小さな達成感が積み重なっていくのが、思いのほか気持ちよかった。別に特別なことをしているわけじゃないのに、なんか自分のことがちょっと好きになるというか。自己肯定感、なんて言葉は大げさかもしれないけど、それに近い感覚は確かにあった。
仕事以外でも、夜にだらだらスマホを見る時間が減って、早めに寝られるようになったという好循環も生まれた。朝を変えたら夜も変わる、というのはリアルに起きたことだった。
2ヶ月続けて正直に言うと
完璧に続けられたわけじゃない。週に1〜2回は崩れる日もあった。飲み会の翌日はほぼ無理だったし、体調が悪い日は普通に寝坊した。でもそれでいいと思うようになった。「毎日完璧にやること」をゴールにしてしまうと、崩れた瞬間に全部やめたくなる。それより「基本はこのルーティンで、崩れてもまた翌日やればいい」くらいの感覚でいることが、長続きの秘訣だと実感している。
あと、ルーティンの中身は自分が「ちょっと楽しい」と思えるものじゃないと続かない。義務感でやっていると、必ず嫌になる。ヨガにしても読書にしても、「なんか好きだな」という感覚が前提にあったから続いたんだと思う。
2ヶ月前の自分に「朝のルーティン変えてみたら?」と言っても、たぶん「めんどくさい」と思っていたと思う。でも実際にやってみると、生活の質が少しずつ上がっていく感覚はリアルにあった。大きな変革じゃなくていい。「毎朝10分、自分のためだけの時間を作る」というだけで、一日の始まりがずいぶん変わる。まだ試していない人には、ハードルを下げて一歩だけ踏み出してみてほしいと思う。自分もこれからもう少し中身を磨いて、半年後にまた記録を書くつもりだ。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。