地元で見つけた最高のスイーツショップを紹介する【通いすぎて常連になった話】
正直に言うと、最初はそんなに期待してなかった。たまたま散歩中に見かけた小さなお店で、外観もそこまで派手じゃなかったし、「まあ一回くらい入ってみるか」くらいの気持ちだった。でもそれが完全に間違いだったというか、むしろその出会いが今の自分のスイーツライフを変えたと言っても過言じゃないくらい、めちゃくちゃ気に入ってしまったんだ。今日はそのお気に入りのスイーツショップについて、惜しみなく紹介していこうと思う。
初めて入ったときの衝撃が忘れられない
そのお店、名前は「パティスリー ル・ポワン」っていう、駅から徒歩10分くらいの住宅街にひっそり佇んでいるケーキ屋さんだ。ドアを開けた瞬間にバターと焼き菓子の甘い香りがふわっと漂ってきて、それだけでもうテンションが上がった。ショーケースの中には色とりどりのケーキが整然と並んでいて、どれも見た目が本当に丁寧に作られているのが一目でわかる。
最初に買ったのは定番のモンブランだった。一口食べたときの感想は、「あ、これは本物だ」っていう感じ。栗の風味が濃くて、甘さが上品で、クリームの層のバランスが絶妙なんだ。チェーン店のケーキとは明らかに違う、素材へのこだわりみたいなものが食べてすぐに伝わってきた。その日だけで3種類買って、全部その場でベンチに座って食べたのは今でも覚えてる。
メニューのラインナップが季節ごとに変わるのが最高
このお店の好きなところのひとつが、季節限定メニューが充実していることだ。春には桜とフランボワーズを組み合わせたタルト、夏には瀬戸内レモンのレアチーズケーキ、秋になると栗や芋を使った和素材のスイーツが登場する。そして今の時期(10月)は、まさに旬の栗とほうじ茶を使ったロールケーキが看板商品になっている。
毎回「今月は何があるんだろう」っていうワクワク感があるから、定期的に足を運ぶ理由ができるんだよね。一度「今日は何も買わないぞ」と思って入ったのに、季節限定のパフェを見てしまって普通に買ってしまったこともある。意志が弱いというより、それだけ魅力的なんだと思ってる。通う頻度が上がる一方で、財布の中身が減っていく一方でもあるけど、それはもう仕方ない。
店主さんとの会話が地味に楽しい
何度か通ううちに、店主さんと少し話すようになった。フランスで修行していた経歴があるらしくて、素材の選び方や製法に対する考え方がすごくしっかりしているんだ。「バターは国産と外国産を用途によって使い分けている」とか「卵は毎朝届けてもらっている農家のものだけを使っている」とか、そういう話を聞くと、あのおいしさの理由が納得できる。
押しつけがましくなく、でもちゃんと自分の哲学を持っている人という印象で、話していて純粋に面白い。スイーツって食べておいしければそれでいいという考え方もあるけど、作り手のこだわりや背景を知ると、また味わいが変わってくる気がするんだよね。同じケーキなのに、なんか一段階おいしく感じるというか、そういう不思議な体験がここにはある。
テイクアウトだけじゃなくイートインも充実している
実はこのお店、奥にこじんまりしたイートインスペースもある。4席くらいしかないから混んでいるとすぐ埋まってしまうんだけど、空いているときは絶対ここで食べるのをおすすめしたい。淹れたてのコーヒーや紅茶と一緒に、ショーケースで気になったケーキを選んで、ゆっくり楽しめるんだ。
先週の土曜日も、午後2時くらいに行ったら運よく席が空いていて、ほうじ茶ロールケーキとアッサムの紅茶のセットを頼んだ。外はちょうど秋風が吹いていて、店内は静かで、BGMにジャズが小さく流れていて、完全に「至福の時間」という感じだった。こういう非日常的なリラックス空間を提供してくれるスイーツショップって、なかなかないと思う。値段も良心的で、ケーキセットで700円前後というのもポイントが高い。
手土産やギフトにも使えるという万能さ
このお店、手土産やプレゼントとしても優秀なんだ。焼き菓子の詰め合わせを頼むと、シンプルでおしゃれなボックスに入れてくれて、リボンをかけてもらえる。先月、友人の誕生日に持っていったら「どこのお店!?すごいおいしい!」ってかなり喜んでもらえた。
ガトーショコラやフィナンシェ、サブレなどの焼き菓子は日持ちもするから、贈り物にもしやすい。地元のお店だから「どこで買えるの?」ってなりがちなのが唯一の難点だけど、逆にそれが希少性になってるとも言える。「地元にしかない特別なもの」って、贈られた相手にとっても記憶に残りやすいと思う。
こんな感じで、パティスリー ル・ポワンはもはや自分の生活に欠かせないお店になってしまった。スイーツって単純においしいだけじゃなくて、空間とか、作り手のこだわりとか、一緒に過ごす時間とか、いろんな要素が重なって「好きなお店」になるんだなとここに通うようになって気づいた。近くにいる人にはぜひ一度行ってみてほしいし、もし遠くても「こういうお店を探してみよう」というきっかけになれば嬉しい。お気に入りのスイーツショップを持つっていう体験、本当におすすめだよ。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。