仲間とゲレンデを滑り倒した話|スノーボードで最高の1日が生まれた理由
先シーズンの話なんだけど、久しぶりに大学時代の友達4人でスノーボードに行ってきた。社会人になってからはなかなかタイミングが合わなくて、みんなで滑るのは実に3年ぶりくらい。「今年こそ行こう」って毎年言いながら流れてたやつが、やっと実現したわけだ。行き先は長野の菅平高原。雪質がいいって評判で前から気になってたゲレンデだった。結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかった。久々に「ああ、これだよな」って思えた1日だった。
集合からリフト乗車まで、すでに楽しい
朝5時に新宿集合って決めてたんだけど、案の定1人が遅刻してきた。まあそいつのことだから想定内ではあったけど、それでもゲレンデについたのは9時過ぎ。駐車場に着いた瞬間、外の空気がキンキンに冷えてて「来たな」って気分になった。装備を整えながらあーだこーだ言い合うあの時間、地味に好きなんだよな。「ビンディングの調子どう?」とか「グローブ新調したの?」とか、そういう会話がすでにテンションを上げてくる。
リフトに乗った瞬間の景色が最高だった。真っ白な斜面と青い空のコントラストがくっきりしていて、思わず「やばいな、これ」って声に出てた。隣に座った友達も同じように景色を眺めてて、しばらく無言で見入ってた。こういう瞬間、言葉いらないよな。
久々の感覚を取り戻すまでが意外と楽しい
3年ぶりともなると、最初の数本は体が全然言うことを聞かない。ターンのタイミングがズレるし、重心のかけ方を忘れてる感じがして、最初のコースで2回こけた。友達も似たような状況で、みんなでよろよろしながら滑ってた。
でもこれが意外と楽しかった。うまくできない自分をみんなでネタにしながら笑えるのって、仲のいい仲間だからこそだと思う。「お前もこけてたじゃん」「見てたのかよ」みたいなやり取りがゲレンデに響いて、リフトの中で腹抱えて笑ってた。うまく滑れなくても全然楽しめるのが、仲間とのスノボの醍醐味だと改めて思った。
午前中の後半になると感覚が戻ってきて、ターンもスムーズになってきた。体って正直で、思い出してくると一気に楽しくなってくるんだよな。
ランチ休憩が思った以上に最高だった
お昼はゲレンデ内のレストハウスで食べた。カレーとかラーメンとか定番のラインナップなんだけど、外で体を動かしたあとに食べるご飯って、なんで何を食べてもうまいんだろう。俺はキムチ鍋定食を頼んだんだけど、汗かいた体に熱いスープが染みて最高だった。
ランチ中の話が盛り上がりすぎて、気づいたら1時間以上経ってた。仕事の話、恋愛の話、「最近あいつどうしてる?」みたいな近況報告。スノーボードとは関係ない話ばかりだったけど、これも込みでスノボ旅行なんだよな。ゲレンデ以外の時間も含めて、全部が思い出になる。改めてそう感じた。
食後にみんなでコーヒーを飲みながら、「次はどこ行く?」って話になった。白馬とか、ニセコとか、夢が膨らむ話をしながらまたリフトに乗り込んだ。
午後の滑りで一番テンションが上がった瞬間
午後になって体が完全にほぐれてきたところで、メンバーの1人が「あのコース行ってみよう」って急に言い出した。ちょっと急斜面があるコースで、俺は最初「いや、どうかな」って思ってたんだけど、みんな行く気満々で流れで乗っかった。
結果、これが今日一番の選択だった。急斜面は確かに怖かったけど、スピードに乗って一気に滑り降りる感覚が気持ちよすぎた。ゴールした瞬間に全員で「最高!」って叫んでた。少し背伸びしたコースに挑戦する快感って、何度経験しても色褪せない。むしろ仲間がいるから踏み出せる部分があって、1人だったら絶対あのコースには行かなかったと思う。
その後も同じコースに3回追加で入った。気づいたら夕方になってて、「もうこんな時間か」ってみんなで驚いてた。楽しい時間の流れる速さって本当に残酷だよな。
帰り道がまた良かった
帰りの車の中は、全員疲労でぐったりしながらも、なぜかずっと話してた。今日の一番の名シーンを語り合って、「あそこで転んだのは笑えた」「あのコース怖かったけどよかった」って振り返りが止まらなかった。
途中のサービスエリアで温泉に入って、そのあとまた車に乗って帰路につく。帰りの疲労感と満足感が混ざった感じが、スノーボードの余韻として好きだ。体はへとへとなのに、なんかまた行きたくなってる自分がいる。それって最高の体験だったってことだよな。
今回の1日で改めて気づいたのは、スノーボードって技術を磨くだけじゃなくて、誰と行くかで全然違う体験になるってこと。うまく滑れなくても、こけても、仲間がいれば全部笑い話になるし、景色も飯もうまく感じる。来シーズンはもっと早い段階から計画を立てて、今度は白馬あたりにも行ってみたいと思ってる。あと、もう少しだけ技術も磨いておきたい。仲間の前で格好いいところも見せたいからね。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。