ラーメン激戦区で食べ比べした結果

ラーメン激戦区で食べ比べした結果

「ラーメン激戦区」と呼ばれるエリアに足を運んで、一日かけて4軒を食べ比べてみた。胃袋との戦いになることはわかっていたけど、やってみたら想像以上に発見があった。

1軒目:王道の醤油ラーメン

朝10時開店と同時に入った1軒目。清湯(ちんたん)系の醤油スープで、スッキリした旨味のベースに背脂が浮いている。麺は細めのストレートで、しっかりした歯ごたえ。

チャーシューが2枚入っていて、これが柔らかくて旨味が詰まっていた。最初の1杯にして「うまい」と思えるのはいいサインだ。胃袋への準備運動としてはちょうど良い量だった。

2軒目:濃厚豚骨

1時間ほど間を空けて2軒目へ。こちらは豚骨スープで白濁した見た目。スプーンで掬うとトロっとした濃度がある。

同じ日に食べると違いが明確になる。1軒目の醤油ラーメンがスッキリしていた分、2軒目の豚骨の濃厚さが際立った。細麺に絡んだスープが最後まで飽きない。替え玉文化の意味がわかった。

3軒目:塩ラーメン

昼を過ぎたころに3軒目。塩スープに鶏と昆布のだしをベースにしたもの。透き通ったスープが美しくて、最初は「上品すぎて物足りないかも」と思ったけど食べると全然違った。

繊細な旨味が重なっていて、飲むほどに深みが増す。後半になるほどスープが美味しくなった。塩ラーメンをなめていたと反省した。シンプルなものほど素材と技術が問われるのはラーメンも同じだ。

4軒目:担々麺

夕方近くに最後の1杯。担々麺は他の3杯と系統が違うが、激戦区の中でも評判が高かったので選んだ。芝麻醤(ねりごま)ベースのスープにラー油の辛みが合わさって、これはもうジャンルが違うと感じた。

正直この時点で胃が限界に近かったけど、一口食べたら完食した。それくらいうまかった。

食べ比べして気づいたこと

4杯を同じ日に食べたからこそ、スープの違い、麺の種類、チャーシューの作り方の差が明確にわかった。比較対象があると、それぞれの個性が際立つ。

ラーメンは単品で食べると「うまい」で終わるけど、食べ比べると「なぜうまいか」まで考えるようになる。食べ歩きは美食の教育になると思った。

おすすめの記事