スノーボードの道具選びで本当に悩んだ話——初心者が迷いまくった記録
スノーボードを始めようと決意したのはいいけど、道具選びってこんなに大変なの?って最初は完全に面食らった。板の種類だけでも何十種類もあるし、ブーツのフィット感とか、バインディングとの相性とか、調べれば調べるほど「わからない」が増えていく感じ。今シーズン前にひたすら悩んで、ショップを何軒もはしごして、ようやく自分なりに納得できるセットを揃えたので、その記録をざっくりまとめておこうと思う。同じように迷ってる人の参考になれば嬉しい。
まず板の種類が多すぎて頭がパンクしかけた
最初にぶつかった壁は、板の種類の多さだった。フリースタイル、カービング、パウダー、オールマウンテン……それぞれに向いてるスタイルが違うし、同じカテゴリの中でもブランドによって乗り味が全然違うと聞いて、もう何から調べればいいのかわからなくなった。
自分がどんな滑りをしたいのかっていうビジョンがそもそもなかったのも問題だった。「とりあえずゲレンデを気持ちよく滑れればいい」くらいの曖昧なイメージしかなくて、ショップの店員さんに相談しても「どんなスタイルを目指してますか?」って聞かれて答えられなかった。
結局、初心者にはオールラウンドタイプの板が無難というアドバイスをもらって、そこから絞り込んでいった。硬さを示すフレックスも最初はソフト寄りのほうがコントロールしやすいと教えてもらって、ようやく選ぶ方向性が見えてきた感じだった。
ブーツのサイズ感は試着してみないと絶対わからない
正直、ブーツ選びが一番苦労した。スニーカーと同じ感覚でサイズを選ぼうとしたら、店員さんに「それだと絶対後悔しますよ」って止められた。スノーボードのブーツはインナーが圧縮されて馴染んでくるから、最初は少しキツいくらいがちょうどいいらしい。
実際に試着してみると、同じ26cmでもブランドによってぜんぜん感覚が違った。横幅がきつくて足の小指が痛いやつ、かかとが浮いてガポガポするやつ、逆にすごくしっくりくるやつ。試着は最低でも30分は履いて確かめるべきだと学んだ。
最終的に選んだのは紐タイプじゃなくてBOAシステムのブーツ。ダイヤルを回すだけで締め付けを調整できるやつで、ゲレンデでの着脱がすごく楽になった。これは買ってから本当に正解だったと思ってる。
バインディングは板との相性を確認するのが大事だった
板とブーツをある程度決めてから、バインディング選びに入った。ここでも「板とのディスク規格が合わないと取り付けられない」という基本的なことを知らなくて危うく失敗しかけた。ほとんどの板は4×4か2×4のインサートパターンを採用してるらしいけど、一部のブランドは独自規格を使ってるので注意が必要だった。
バインディングの硬さも板のフレックスに合わせたほうがいいと聞いて、板がソフトめなのでバインディングもミドルフレックスくらいのものにした。ハイバック(かかと側の板状のパーツ)の高さとか、ストラップの素材とか、細かい違いがいくつもあって奥が深いと実感した。
セットアップ(スタンス幅やアングルの調整)は購入後にショップでやってもらえることを知って、それも助かったポイントだった。自分でやろうとすると工具が必要だし、最初は専門家にお願いするのが安心だと思う。
予算の配分で地味に悩んだ
道具一式揃えるとなると、板・ブーツ・バインディングで最低でも10万円前後はかかる。それにウェアやゴーグル、グローブも必要だから、全部新品で揃えようとするとかなりの出費になる。
最初は全部新品でいこうと思ってたけど、友達から「最初のうちは中古でもいい」「まずは続けられるかどうか確かめてからでも遅くない」というアドバイスをもらった。確かに一理あるとは思いつつ、ブーツだけは試着して足に合ったものを新品で買いたかったので、ブーツは新品、板とバインディングはセット売りの中古を購入するという折衷案に落ち着いた。
この判断は結果的によかったと思う。実際に一シーズン滑ってみて「もっとこういう板がいい」という感覚がちゃんとわかってきたから、次のシーズンに向けてより具体的に板を選べる気がしてる。
ショップ選びも意外と重要だと気づいた
最初は大手スポーツ量販店に行ったんだけど、正直スタッフさんの知識にバラつきがあって、聞く人によって言ってることが違うことがあった。それで専門のスノーボードショップに行ってみたら、スタッフが全員ガチのボーダーで、自分のレベルや目標をちゃんと聞いたうえで提案してくれた。
アフターサービスも専門店のほうが手厚くて、購入後のチューンナップや相談にも乗ってくれる。道具選びは専門ショップで相談しながら決めるのが一番の近道だと思った。多少価格が高く感じても、知識のあるスタッフがいる店で買う価値は十分ある。
オンラインで安く買う選択肢もあるけど、初心者のうちはサイズ感や試着ができないリスクを考えると、やっぱり実店舗で買うほうが失敗が少ないと今は思っている。
道具選びってこんなに奥が深いんだと、今回初めてちゃんと実感した。板・ブーツ・バインディングそれぞれに選ぶポイントがあって、しかも相互の相性まで考えないといけない。最初は正直しんどかったけど、ショップで話を聞きながら少しずつ知識がついていくのは純粋に楽しかった。来シーズンはもう少し上達して、今度こそ自分のスタイルに合った板を一から選んでみたいと思ってる。まだ道具選びで迷ってる人がいたら、とにかく専門ショップに行って相談してみるのを強くすすめたい。それだけで悩みの半分は解決すると思う。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。