楽器を始めたきっかけと続けるコツ|ギター歴5年が本音で語る

突然だけど、楽器って一度は「やってみたいな」って思ったことがある人、めちゃくちゃ多いと思う。でも実際に始めた人と、「いつかやろう」で終わった人の差って何なんだろう。自分はギターを始めて今年でちょうど5年になるんだけど、振り返ってみると「始めるきっかけ」と「続けられた理由」には、けっこうはっきりしたパターンがあった気がする。今日はそのあたりを正直に書いていこうと思う。

始めたのは完全に「ノリ」だった

自分がギターを始めたのは2021年の秋ごろ。きっかけは本当に単純で、当時仲の良かった友達がアコギを弾いてるのを見て「なんかカッコいいな」と思ったのがすべてだった。特に「音楽を極めたい」とか「バンドを組みたい」みたいな大きな動機はなくて、完全に雰囲気で楽器屋に行って、3万円台のアコースティックギターを買ってしまった感じだ。

今思えば、この「ノリで始める」っていうのは意外と大事だと思う。動機がちゃんとしてないといけないとか、目標がないと続かないとか言う人もいるけど、深く考えすぎると始められなかった可能性がある。楽器に限らず、最初の一歩って「なんとなく面白そう」くらいの気持ちで十分だと今は思ってる。

最初の1ヶ月が一番しんどかった

ギターを買って家に帰って、いざ弾いてみると……まあ全然弾けない。当たり前なんだけど、これが想像以上につらかった。Fコードの壁とか有名な話だけど、そもそもその前の段階、指先が痛くて10分も押さえていられないという地獄があった。

最初の1ヶ月で「やっぱり向いてないかも」って思った回数は正直数えきれない。でも、ここで辞めなかった理由がひとつあって、それは「毎日5分だけ触る」というルールを自分に課したことだった。練習じゃなくてもいい、ただ触るだけでいいって決めたら、なんか続いた。完璧にやろうとするより、とにかく習慣に組み込む方が強いってことを身をもって学んだ体験だった。

「弾きたい曲」がモチベーションの全てだった

3ヶ月くらい経って、少しずつコードが押さえられるようになってきたとき、一気にやる気が上がった瞬間があった。それは「あの曲、自分でも弾けるかも」って初めて思えた瞬間だ。

教則本通りに練習するのって、正直かなり地味で続けにくい。でも弾きたい曲を決めて、その曲のコードをひたすら練習するスタイルに切り替えたら、体感的に上達のスピードが上がった気がしたし、何より楽しかった。目標となる「弾きたい曲」を持つことは、楽器を続ける上で間違いなく最強のモチベーション源だと思う。難しすぎる曲を選ぶと逆効果になるから、最初は少し簡単めの曲を選ぶのがポイントだった。

「見せる場所」を作ったら急に本気になった

ギターを始めて1年くらい経ったころ、友達との集まりで「ちょっと弾いてよ」って言われたことがあった。その場は何とか乗り切ったんだけど、あの緊張感と「ちゃんと弾けてよかった」っていう達成感は今でも覚えてる。

それ以来、誰かに聴いてもらう機会をわざと作るようになった。家族にちょっと聴いてもらうだけでもいいし、SNSに短い動画を投稿するでもいい。アウトプットの場があると、練習の質が変わる。「まあ自分だけが楽しければいいか」より「あの人に聴かせたい」という気持ちの方が、断然練習に向かう力が強くなった。恥ずかしさより好奇心が上回ったときが、成長のターニングポイントだったと思う。

続けるコツは「完璧主義を捨てること」

5年間弾いてきて、一番大事だと思うことを一つ挙げるなら「完璧にやろうとしない」ことだ。弾けないフレーズがあっても落ち込まない、練習できない日があっても自分を責めない、上手い人と比べて凹まない。これを意識的に守るようにしてから、楽器との付き合い方がすごく楽になった。

楽器って趣味である以上、まず楽しくないと意味がないと思う。義務感になった瞬間、一気に続かなくなる。「今日は3分しか弾けなかったけど、まあいいか」って思えるくらいゆるくやるのが、結局一番長続きする秘訣だった。上を目指すのは大事だけど、それより前に「好きであり続けること」を優先することが、趣味としての楽器との正しい距離感だと今は確信してる。

楽器を始めたいと思ってる人には、「完璧な準備が整ってから」じゃなくて「面白そうと思ったその日に始める」ことをおすすめしたい。最初はうまく弾けなくて当たり前だし、続かない時期があっても全然いい。弾きたい曲を一曲決めて、毎日ちょっとだけ触る。それだけで1年後には確実に別人みたいに弾けるようになってる。自分もまだまだ上手くなりたいことはたくさんあるし、これからも焦らずギターと向き合っていくつもりだ。あなたもぜひ、まず一歩踏み出してみてほしい。

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