久しぶりにゲームに熱中した記録|大人になっても夢中になれるって最高だった

先週末、気づいたら朝の4時になっていた。別に夜更かしをしようとしていたわけじゃない。ただゲームをちょっとだけやろうと思って座ったら、気づいたら6時間が経過していたんだ。正直、自分でも笑えた。もう30代に差し掛かって、「ゲームってそんなに長くできなくなったな」とか思っていたのに、完全に裏切られた形だ。久しぶりにあの感覚を思い出した。時間を忘れて何かに没頭するって、本当に気持ちいい。今日はそのときの記録を残しておきたいと思う。

きっかけは友達の一言だった

ことの始まりは、友達のケンタ(仮名)がSwitchの新しいRPGを猛プッシュしてきたことだ。「絶対ハマるから買え」って、LINEで何度も送ってきた。最初はスルーしていたんだけど、ある日の夜に手持ち無沙汰になって、なんとなくダウンロード版を購入してしまった。最初の1時間はそこまで面白いとも思わなかった。チュートリアルが長くて、「あ、やっぱりゲームって最近合わないのかも」なんて思い始めた頃に、ストーリーが急に動き出した。そこからがヤバかった。主人公の過去が明かされるシーンで、なんかズキっとくるものがあって、気づいたら「続きが気になる」という感情に完全に支配されていた。友達の言うことは素直に聞くもんだと心から思った瞬間だった。

没入感がえげつないレベルだった

そのゲームの何がすごいって、世界観の作り込みが半端じゃないことだと思う。フィールドを歩いているだけで、街の人たちが普通に生活していて、昼と夜で行動パターンが変わる。天気も変わるし、季節の変化まである。「こんなとこまで作るの?」って何度もひとりでツッコんだ。戦闘システムも最初は複雑に見えたけど、慣れてくると「もっと上手くなりたい」ってモチベーションが自然に湧いてくる設計になっていた。気づいたら装備の組み合わせを試したり、スキルの振り直しをしたりして、攻略の試行錯誤そのものが楽しくなっていた。ゲームって、上手く設計されているとこういう体験ができるんだなって、久しぶりに実感した。子どもの頃に感じたあのワクワクと、構造は全然違うけど、根っこにある「もっと先へ行きたい」という感覚は同じだった。

久しぶりすぎて体がついていかなかった話

楽しかったのは間違いないんだけど、正直なところを言うと、翌日の身体ダメージがけっこうきつかった。目がしょぼしょぼするし、肩はバキバキだし、何より頭が全然動かない。昔は徹夜でゲームしても翌日に普通に学校行けてたのに、あれはもう若さの特権だったんだなと痛感した。コントローラーを握り続けたせいで親指の付け根も痛いし、姿勢が悪かったせいで腰にまでくる始末だ。大人のゲームには環境整備も大事だなと気づいた。ちゃんとしたゲーミングチェアとか、モニターの高さ調整とか、軽視しちゃいけないやつだ。それと「あと1時間」で切り上げるセルフコントロールも必要だと思った。まあ、それができたら6時間も続けてないんだけどね。

大人になってからのゲーム体験って少し違う

子どもの頃のゲームは「クリアすること」が全てだった気がする。強いボスを倒す、エンディングを見る、それが目的だった。でも今回久しぶりにがっつりゲームをやってみて、自分の楽しみ方が変わっていることに気づいた。ストーリーの細かいセリフとか、キャラクターの人間関係とか、音楽の使い方とか、昔だったらスキップしていたようなところに引っかかりを感じるようになっていた。純粋に「作品を味わう」感覚が出てきたんだと思う。映画や小説と同じように、ゲームもひとつの体験として捉えられるようになっていた。大人になったからこそ刺さる部分があって、それはそれで新しい発見だった。ゲームを「子どもの遊び」として卒業した気になっていたけど、別に卒業する必要なんてなかったんだなと思った。

ゲームの時間って実は豊かな時間だと思った

ゲームに熱中していた数日間、SNSをほとんど見なかった。ニュースも見ていない。仕事の不安もなんとなく頭の隅に追いやられていた。それがいいことかどうかは一概には言えないけど、少なくとも自分の気持ちはすごくリフレッシュされていた。日常から切り離された世界に入り込んで、そこでの出来事に感情を動かされる時間って、思ったより贅沢な体験だなと感じた。映画を見るのと本質は近いかもしれないけど、ゲームには「自分が操作する」という能動性がある。その違いが、より強い没入感につながっているんだと思う。週に1〜2時間でもいいから、定期的にこういう時間を作るのは全然アリだなという結論に至った。

久しぶりに全力でゲームと向き合った数日間は、予想以上に色々なことを考えさせてくれた。「自分ってこういうものが好きだったんだ」という再確認でもあったし、大人になった今だから感じられる楽しさもあった。当面はこのゲームを続けながら、無理のないペースで楽しんでいくつもりだ。今度は翌日に響かない時間管理を意識しながら、ね。もし最近ゲームから離れているなという人がいたら、騙されたと思って一本だけ触ってみてほしい。あの頃の感覚って、思った以上にすぐ戻ってくるから。

おすすめの記事