久しぶりにゲームに熱中した記録——あの没頭感がまた戻ってきた
気づいたら夜中の2時だった。「あと1時間だけ」って思ってコントローラーを握ったのが夕方6時。気づけば8時間が消えていた。社会人になってからゲームから少し遠ざかっていたんだけど、久しぶりに本気で熱中するゲームに出会ってしまった。仕事終わりにぼんやり起動したのがきっかけで、気づいたら完全に沼にはまっていた。この感覚、学生のころに毎日ゲームしていたときのあの感じだ。忘れていたものを取り戻したような、不思議な充実感があった。そのときの体験と気づきをここに残しておこうと思う。
久しぶりにゲームを起動したきっかけ
きっかけは本当に些細なことだった。友達がSNSで「このゲームやばい、眠れない」って投稿しているのを見て、ちょっと気になって調べただけ。もともと積みゲーが何本かあったし、「どうせ30分くらいで飽きるだろう」くらいの気持ちで起動したのが正直なところだ。でも最初のチュートリアルが終わったあたりで、なんか嫌な予感がした。「これ、やばいやつだ」って直感的に思った。
ここ2〜3年、仕事が忙しくてゲームを起動すること自体が減っていた。たまに起動しても、なんか集中できなくて30分くらいでやめてしまうことが多かった。「もうゲームで熱中できる時期は終わったのかな」ってうっすら思ってたのも事実だ。でも今回は違った。久しぶりに感じる「続きが気になって仕方ない」あの感覚が、ちゃんとそこにあった。
没頭してみてわかった「熱中できるゲームの条件」
今回熱中したゲームをやりながら、「なんでこれはこんなに止まれないんだろう」ってぼんやり考えてた。で、なんとなく気づいたことがある。熱中できるゲームって、「少しだけ難しい」という絶妙なバランスがあると思う。簡単すぎると飽きるし、難しすぎるとストレスで辞めてしまう。でも「もうちょっとでクリアできそう」という状態が続くゲームは、本当に止められない。
あとは「次の目標が常に見えている設計」も大きいと思う。クエストをひとつクリアしたら次のクエストが解放される、レベルが上がったら新しいスキルが使えるようになる。この「小さな達成感の積み重ね」が、ドーパミンを出し続けてくれる仕組みになってるんだと思う。ゲームって、ある意味で「達成感の製造機」なんだなと改めて感じた。
8時間ぶっ通しでやった翌日の体と気持ちの状態
正直に言うと、翌日はボロボロだった。睡眠が2時間くらいしか取れなかったから、午前中はずっと頭がぼーっとしていたし、目もしょぼしょぼしていた。仕事のパフォーマンスも明らかに落ちていたし、「さすがにやりすぎたな」という反省はあった。それは認める。
でも不思議なことに、気持ちはすごく満たされていた。久しぶりに「何かに夢中になった」という感覚が、精神的な充実感につながっていた。最近は仕事と家事の繰り返しで、なんか毎日が流れていくような感覚があったんだけど、この日だけは「今日、めちゃくちゃ楽しかった」って思えた。身体は疲弊していたけど、心はむしろリフレッシュされていたというのが正直な感想だ。体に悪いのはわかってる、でもたまにはこういう日があってもいいかなと思う。
社会人になってからのゲームとの付き合い方を考えた
今回の体験で、「ゲームとの距離感」についてちゃんと考えるようになった。学生のころはとにかく時間があったから、10時間でも20時間でも平気でゲームできた。でも社会人になった今、翌日に響くようなゲームの仕方はさすがに続けられない。かといって、「ゲームは1日1時間まで」みたいな厳しいルールを自分に課すのも、なんか違う気がする。
今のところ出した答えは「週末の夜に集中してやる」というスタイルだ。平日は仕事があるから無理をしない、でも土日の夜は自分の時間として好きなだけゲームをする。楽しみを「特別な時間」に位置づけることで、逆に平日の仕事へのモチベーションにもなっている気がする。「週末にゲームするために今週も頑張ろう」みたいな、ちょっと単純な動機だけど、案外これが効いている。
ゲームに熱中することの「意外なメリット」
ゲームって、「時間の無駄」とか「体に悪い」ってよく言われるけど、今回改めてポジティブな面も感じた。まずひとつは「完全に仕事のことを忘れられる」こと。ゲームに集中しているとき、仕事の悩みとか人間関係のモヤモヤとか、そういうものが頭から全部消える。これって結構すごいことだと思う。映画や読書だと、途中でふとリアルのことを考えてしまうこともあるけど、ゲームは能動的に操作し続けないといけないから、余計なことを考えるスキがない。
あとは「問題解決能力のトレーニング」にもなってると思う。ゲームって、攻略のために試行錯誤を繰り返すじゃないか。「なんでここで負けるんだろう、どう動けばいい?」って考えて、試して、修正する。この繰り返し、実は仕事でも使う思考プロセスと同じだったりする。ゲームを楽しみながら、意外と頭を使っているんだなと気づいた。
久しぶりに本気でゲームに熱中した今回の体験は、自分にとって結構大きな気づきだった。「もうあの感覚は戻らないかも」と思っていたのに、ちゃんとそこにあった。ゲームは続ける。ただし、翌日に死なない程度に。今は次のプレイが楽しみすぎて、仕事中もちょっとそわそわしている。こういう「楽しみがある状態」って、日常をすごく豊かにしてくれる気がする。大人になってもゲームを楽しんでいいし、熱中することを恥ずかしがらなくていい。そう思えた経験だった。次の週末が今から待ち遠しい。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。