読書習慣をつけるためにやったこと|続かなかった私が毎日読めるようになった方法
正直に言うと、去年まで「読書が趣味です」なんて口が裂けても言えなかった。本を買っては積んで、読もうとしたら3ページで眠くなって、気づいたら本棚がインテリアになってた。そんな状態が何年も続いてた。でも今年に入ってから、気づいたら毎日本を読んでる自分がいる。何がそんなに変わったんだろうって振り返ってみたら、やったことがいくつかあったから、今日はそれを丸ごと話してみようと思う。
「読書時間をつくる」のをやめた
最初の失敗パターンって、たぶんみんなそうだと思うんだけど、「毎日30分は読書する」みたいなガチガチのルールを決めることだった。これが本当に続かなかった。仕事が長引いた日、疲れ切った日、友達と飲んだ帰りの日、そういうときに「今日もできなかった」っていう罪悪感だけが積み重なっていく。
で、あるとき発想を逆にしてみた。「読書専用の時間をつくる」んじゃなくて、すでにある隙間時間に本を差し込むイメージに切り替えたんだ。朝起きてぼーっとスマホ見てる10分、昼休みにぼんやりしてる時間、寝る前にSNSをだらだら眺めてる時間。そこに本を持ってくるだけ。1日トータルで30分も読めてなかったとしても、気にしない。そのくらいの感覚にしたら、プレッシャーがなくなって逆に続くようになった。
電子書籍を使い始めたのが転機だった
これは本当に大きかった。紙の本が好きっていうこだわりがあって、ずっと電子書籍には手を出してなかったんだけど、試しにKindle Paperwhiteを買ってみたらもう完全に生活が変わった。
何がいいって、「本を持ち歩く」という行動がゼロになったこと。電車に乗るとき、ちょっと待ち時間が発生したとき、いつでもポケットから出してすぐ読める。紙の本だと「今日どの本持っていこう」って選ぶのも地味に面倒だったし、カバンが重くなるのも嫌だった。でも電子書籍にしてから、そのハードルが全部なくなった。目に優しい画面だから、寝る前に暗い部屋で読んでもそこまで疲れないのも助かってる。「読むかどうかわからないけど気になる本」をとりあえず買っておきやすいのも、読書量が増えた理由のひとつだと思う。
ジャンルの「縛り」をなくした
昔は「読書するなら文学や思想系の難しい本を読まなきゃ」みたいな謎の義務感があった。でも正直、そういう本って疲れてるときに読もうとすると全然頭に入ってこない。で、途中で挫折して「やっぱり自分は読書が向いてないんだ」って思い込んでた。
そこから、ジャンルを完全に自由にした。マンガでもいい、エッセイでもいい、ビジネス書でもいい、軽いミステリーでもいい。「読みたいもの」を読むという当たり前のことを許可しただけで、読書へのハードルがめちゃくちゃ下がった。今でもビジネス書を読む週もあれば、ゆるいエッセイばかり読む週もある。それでいいんだと思ってる。「ちゃんとした読書」じゃないといけないってことはない。
読んだ本を記録するようにした
これは後から追加したんだけど、じわじわ効いてる。読み終わった本をメモアプリにタイトルと一言感想だけ書き残すようにしたんだ。レビューじゃなくていい、「面白かった」「なんか微妙だった」「主人公が嫌いだった」くらいでいい。
記録することで何が変わったかっていうと、読んだことが「見える化」されて達成感が出てきたこと。今年に入ってからもう40冊くらい読んでるってメモを見ると、「あ、意外と読んでるな」ってなる。それが次の本を読むモチベーションになってる。あとは、後から「あの本なんて言ったっけ」ってなったときに探しやすいのも地味にありがたい。読んだ記録って、自分だけの読書履歴みたいで愛着が湧いてくる。
「最後まで読まなくていい」と決めた
これが一番効いたかもしれない。昔は本を読み始めたら最後まで読まなきゃいけないと思ってた。だから途中で面白くなくなっても意地で読み続けて、それが苦行になって「読書=つらいもの」っていうイメージができてたんだと思う。
でも今は、面白くなかったらすぐやめることにしてる。途中で読むのをやめても、その本から何かを得てるはずだし、自分に合わなかったというのも立派な情報だ。読書って義務じゃないから、楽しくなかったら別の本に移ればいい。この考え方に変えてから、本を開く抵抗感がなくなった。最悪途中でやめればいいという保険があるだけで、最初のページをめくる気軽さが全然違う。
振り返ってみると、読書習慣をつけるためにやった特別なことって、実はシンプルだった。ルールを減らして、ハードルを下げて、楽しめる環境を整えただけ。「読書が好きな人間になろう」と気負うよりも、「今日ちょっと読めたらラッキー」くらいの温度感でいるほうが、結果的に長続きするんだと思う。本って、義務感で読むより好奇心で読むほうが絶対に楽しい。これからも気負わずに、自分のペースで読んでいきたいと思ってる。もし読書が続かなくて悩んでる人がいたら、まず「ちゃんと読もう」という考えを手放すところから始めてみてほしい。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。