ファッション初心者が垢抜けるまでにやったこと、全部話す

正直、ちょっと前まで自分のファッションセンスに自信なんてゼロだった。毎朝クローゼットの前に立って「何を着ればいいんだ」ってなる日々。買い物に行っても結局いつも同じようなものを買って帰るループ。そんな典型的なファッション迷子が、気づいたら「最近おしゃれになったね」って言われるようになった。何が変わったのか、どんな順番で変わっていったのか、今日は全部ぶっちゃけていこうと思う。

まず「なんとなく買う」をやめた

垢抜けるために最初にやったのは、買い物のやり方を変えることだった。それまでの自分は「なんかかわいい」「安いから」「なんとなく好き」でものを買いまくっていた。その結果、クローゼットはパンパンなのに着るものがない、という謎の状態に陥っていた。

そこでまずやったのが、手持ちの服を全部出して把握すること。床に全部並べてみたら、似たような色のトップスが6枚も出てきて笑えた。逆に言えば、ボトムスがほぼ黒しかない、アウターが機能性重視すぎて全部野暮ったい、という問題点もはっきり見えてきた。

自分のクローゼットを「見える化」するだけで、何が足りないのか・何が多すぎるのかが一気に明確になる。これをやる前と後では、買い物の精度がまったく変わった。衝動買いが激減して、買ったのに着ない服もほとんどなくなった。

「カラーパレット」を決めてから全部が楽になった

次にやったのが、自分が使う色を絞ること。ファッション上級者の人たちって、なんであんなに少ない服でおしゃれに見えるんだろうってずっと不思議だったんだけど、答えは「色の統一感」にあった。

自分が選んだのは、ベージュ・白・黒・カーキのほぼ4色。これ以外の色はよほど気に入らない限り買わないと決めた。最初は地味になりすぎるかと思ったけど、逆に何を組み合わせても自然とまとまって見えるから、毎朝の服選びが劇的に楽になった。

コーディネートの迷いが減ると、それだけで毎日の精神的コストがぐっと下がる。ファッションって楽しむものなのに、悩みすぎてストレスになってたのは本末転倒だったと気づいた。色を絞るのは最初は勇気がいるけど、試す価値は絶対にある。

シルエットを意識し始めたら見た目が変わった

色の次に意識するようになったのがシルエット。正直、これが一番インパクトが大きかった。おしゃれに見える人って、服の形の使い方がうまいんだよね。

たとえばトップスがゆったりしているなら、ボトムスはすっきり細め。逆にワイドパンツなら、トップスはタックインしてコンパクトにまとめる。この「メリハリのあるシルエット」を意識するだけで、同じ値段の服でも見え方がまるで違う。

自分が最初にやったのは、ダボっとしたトップスをズボンにインしてみること。これだけで「なんかスタイルよくなった?」って言われた。服の値段じゃなくて、着方の問題だったんだと実感した瞬間だった。シルエットを意識するのに服を買い足す必要はなくて、今ある服の着こなし方を変えるだけでいい。

小物の力を完全に舐めてた

服にこだわり始めた頃、小物はまだ完全に後回しにしていた。でも、あるときおしゃれな友人のコーデを見ていて気づいた。服自体はシンプルなのに、バッグとシューズとアクセサリーのせいで全体がすごくまとまって見える、と。

試しにそれまで使っていた古いリュックをトートバッグに変えてみた。そしたら友達に「なんか雰囲気変わったね」って言われた。服は一切変えていないのに。小物は全体の印象を左右する力があって、特に靴とバッグはコスパよく垢抜けられる最強アイテムだと思う。

アクセサリーも、最初はシンプルな細いゴールドのネックレス一本だけ投入した。これだけで顔まわりの印象がきれいにまとまって見える。全部を一気に変えなくていい。まず靴かバッグを一つ、いいものに変えてみるだけで世界が変わる。

「似合う」を知るために試着を繰り返した

最後にやったのが、とにかく試着しまくること。おしゃれな人ってなんで自分に似合うものを知っているんだろうって思っていたけど、答えは単純で「試してきた量が違う」だった。

自分では絶対選ばないような形や色も、とりあえず着てみる。買わなくていい、試着するだけ。これをやり始めてから「意外とこれ似合うじゃん」って発見が増えた。逆に、雑誌で見てかわいいと思ったのに自分が着ると全然違う、という学びも積み重なった。

「似合う」は自分で探すしかない。誰かに教えてもらうことも参考にはなるけど、最終的には自分の体・骨格・肌の色に合うものを自分で見つけていくプロセスが必要だ。それが面倒に思えるかもしれないけど、慣れてくると服選び自体がすごく楽しくなってくる。

ファッション初心者だった自分が垢抜けるまでにかかったのは、だいたい半年くらいだった。高い服を買ったわけじゃなくて、考え方と着方を変えたことが一番大きかったと思う。完璧なスタイルなんて最初からなくていい。クローゼットを見直して、色を絞って、シルエットを意識して、小物を一つ変えてみる。その小さな積み重ねが、気づいたら「垢抜けた」につながっていた。今もまだ勉強中だけど、ファッションをちゃんと考えるようになってから毎日が少し楽しくなったのは間違いない。

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