草テニスの大会に初参加してみた話【緊張と感動の一日レポート】
先週末、人生で初めて草テニスの大会というものに参加してきた。テニス歴は2年ちょっとで、スクールで週1回レッスンを受けてる程度のレベル。正直「大会」って聞くだけでビビってたんだけど、スクールの友達に「一緒に出ようよ」って半ば強引に誘われて、気づいたら申し込んでた。そんな流れで参加することになった草テニスの大会、結果はともかく本当にいろんなことを感じた一日になったから、ここに正直に書き残しておこうと思う。
そもそも草テニスの大会ってどんなもの?
「草テニス」って言葉、テニスやってる人には馴染みがあると思うけど、知らない人のために簡単に説明しておくと、草テニスとはアマチュアが気軽に参加できる非公式の草の根テニス大会のことだ。公式の試合みたいにランキングが絡むわけじゃなくて、地域のサークルや団体が主催してることが多い。今回参加したのも、市の体育協会が主催するダブルスの大会で、参加費は一組2000円くらいだった。
エントリーの仕方もわりとシンプルで、主催者のホームページかFAXで申し込む形だった。FAXって久しぶりに使ったな、というのはまた別の話。レベル分けはビギナー・中級・上級って分かれていて、自己申告制だったから迷わずビギナーにエントリー。会場は家から車で20分くらいの市営テニスコートで、コートはクレーだった。
当日は思ったより参加者が多くて、ビギナーだけで10組以上いた。みんな和気あいあいとした雰囲気で、最初に想像してたピリピリした空気は全然なかった。「あ、これ楽しめそう」って思い直したのはこのタイミングだ。
試合前の緊張がやばかった
でも、いざ自分たちの試合が近づいてくると話は別だった。準備アップのとき、普段はそこそこ入るサーブがことごととフォルトになって焦りまくった。手が震えてるわけじゃないのに、なんかリズムが全然合わない。パートナーの友達も「緊張しすぎでしょ」って笑ってたけど、本人はかなり必死だった。
試合前の緊張感はスクールのレッスンとは完全に別物だと思った。見られてる、という意識がこれほど体に影響するんだって初めてリアルに感じた。審判もセルフジャッジ(自分たちでコールする方式)だったから、「アウト?イン?」って判断するプレッシャーもあった。コートに入った瞬間、頭の中が真っ白になる感覚は正直ちょっとトラウマになりそうなくらい強烈だった。
ただ、1ゲーム目が終わるころには少しずつ落ち着いてきた。相手も同じビギナーだし、ミスをしても「ドンマイ」って声が飛んでくる。それだけで随分救われた。
実際の試合で気づいた自分の課題
結果から言うと、グループリーグで2勝1敗で決勝トーナメントに進んで、そこで負けてベスト8という成績だった。初参加でベスト8はまあ悪くないんじゃないかと思うけど、試合を通して自分の弱点がはっきり見えてきたのが正直一番の収穫だった。
まず一番痛感したのは、サーブの安定感が致命的に足りないということだ。練習ではそこそこ入るのに、試合になると途端にダブルフォルトが増える。スクールではサーブ練習をあまり真剣にやってこなかったツケがここで出た感じ。あとはボレーの判断が遅い。前に出るタイミングが毎回一拍ずれて、チャンスボールを見送るシーンが何度もあった。
勝ったゲームでも「なんとか拾えた」って場面が多くて、実力で勝ったというより相手のミスに助けられた部分が大きかった。でも、そういう試合の流れを体で覚えることって、スクールのレッスンだけじゃ絶対に得られないものだと思う。
大会の雰囲気と他の参加者から学んだこと
試合以外の時間も結構楽しかった。待機中に隣のコートで試合してる上級者の試合を観たり、他の参加者と話したりする時間があって、そこでいろいろ話を聞けたのが面白かった。
話しかけてくれたのは50代くらいのおじさんで、草テニスの大会にはもう10年以上参加してるらしい。「最初はみんな緊張するけど、3回出たら慣れるよ」って笑ってた。その人の話によると、草テニスの大会は上達のスピードが一気に上がる場らしくて、試合を重ねるごとにメンタルも技術も別人みたいに変わるって言ってた。それを聞いて、「また出たい」という気持ちがじわじわ湧いてきた。
あと意外だったのは、女性の参加者も思ったより多かったこと。しかも普通に上手い人がたくさんいて、「草テニス=おじさんの趣味」みたいなイメージを持ってたのを反省した。コミュニティとしての草テニスって、思ってたよりずっとオープンで多様な場所だったんだと思う。
大会に持っていってよかったもの・持っていけばよかったもの
最後に実用的な話もしておこうと思う。初参加でよかったと思う持ち物は、着替え一式、タオル複数枚、スポーツドリンク多め、そして日焼け止め。7月の屋外コートはとにかく暑くて、日陰で待機してても汗が止まらない感じだった。
ラケットは2本持っていくのがマストだと実感した。1本目のガットが試合中に切れたりすると本当に困るし、精神的な余裕にもつながる。自分はギリギリ切れなかったけど、仲間の1人がグループリーグの途中で切れてしまって、借り物で残りの試合を乗り切ってた。見てて大変そうだったし、実際プレーに影響も出てた。
逆に持っていけばよかったと思ったのは折りたたみの椅子。コートサイドのベンチが少なくて、待機時間に地面に座ってる人も結構いた。次回はコンパクトなチェアを用意しようと心に決めた。
草テニスの大会に初参加してみて、率直に言うと「もっと早く出ればよかった」という気持ちだ。緊張したし、自分の下手さも突きつけられたけど、それ以上に得るものが多かった。スクールで練習するのとは全然違う刺激があって、テニスに対するモチベーションが大会前と比べて明らかに上がってる。次の大会はもう少しサーブを鍛えてから臨みたいし、いつかは中級クラスに挑戦してみたい。草テニスの大会、テニスをやってる人には本当におすすめしたいと思う。
中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。