冬キャンプ初挑戦レポート!極寒の夜を乗り越えて気づいたこと

正直に言う。去年の冬まで「キャンプは夏にするもの」だと完全に思い込んでいた。でも、SNSで冬キャンプの写真を見るたびに、霜が降りた朝の焚き火とか、白い息を吐きながら飲むコーヒーとか、なんかもう最高すぎて。ついに今年の1月、意を決して冬キャンプに初挑戦してみた。結論から言うと、めちゃくちゃ良かった。でも同時に、舐めてたなと反省することも山ほどあった。その一部始終を正直に書いていこうと思う。

準備段階:道具をそろえるだけで一苦労だった

まず最初の壁が装備だ。夏キャンプの経験は数回あったから、テントとか基本的なギアは持っていた。でも冬はそれじゃ全然ダメだということをリサーチして思い知る。特に重要だと言われたのが寝袋の性能で、使用可能温度の目安が-10℃以下のものじゃないと冬場は危険だという話をあちこちで見た。

そこで奮発して購入したのが冬用の寝袋(シュラフ)。これがなかなかいい値段で、最初は躊躇したんだけど、「ここをケチると命に関わる」という先輩キャンパーのブログを読んで即決した。実際、この寝袋があったからこそ夜を乗り越えられたと思っている。あとはインナーシュラフ、カイロ、電熱ベスト、断熱性の高いマット。気がついたら夏装備の倍以上のアイテムを用意していた。

準備に2週間くらいかけたんだけど、調べれば調べるほど「必要なもの」が増えていく感じで、出発前から少し疲れた。でもこの準備期間も、今思えば楽しかったな。

現地到着:夏とは別世界の静けさに震えた(感動で)

行き先は長野県内のキャンプ場。標高は1000メートルを超えるエリアで、1月の気温は日中でも0℃前後、夜は-8℃くらいまで下がる予報だった。到着したのは昼過ぎだったんだけど、まず驚いたのがキャンプ場の静けさ。夏に来たことがある場所だったのに、まるで別の場所みたいだった。

利用者は自分たちを含めて3組だけ。広大なサイトをほぼ独占状態で使えた。冬キャンプの最大の魅力のひとつは、この「混雑のなさ」だと思う。隣のサイトの話し声が気になることもないし、炊事場もトイレも空いてる。夏の人気キャンプ場では絶対に味わえない贅沢な空間だった。

ただ、設営は想像以上に体力を使った。手袋をしたままペグを打ったり、金属パーツを素手で触ったら張り付きそうで怖かったり。夏だったら30分でできるテント設営が、冬は1時間以上かかった。これは完全に想定外だった。

夜の焚き火:これが冬キャンプの本番だと確信した

日が落ちるのが早い。16時過ぎにはすっかり暗くなって、気温もグンと下がってきた。でもそこからが冬キャンプの真骨頂だった。焚き火の炎がやたらと美しく見えるのだ。空気が澄んでいるからか、周囲が暗くて静かだからか、炎の揺らぎと音がものすごく際立って感じられる。

友人と二人で焚き火を囲みながら飲んだホットワインは、今まで飲んだどの飲み物よりもおいしかった。大げさじゃなくて本当にそう思った。寒いからこそ温かいものが沁みるし、静かだからこそ会話がゆっくりできる。夏キャンプとは明らかに違う、焚き火との距離感の近さみたいなものを感じた。

星も圧巻だった。空気が乾燥しているせいか、夏に見るよりずっと鮮明に見える気がして、気づいたら30分くらい空を見上げたまま固まっていた。寒いんだけど動けなかった。

夜中〜朝:油断したら死ぬ(比喩だけど本当にそう思った)

就寝前にカイロを寝袋に入れて、インナーシュラフも重ねて、完全防備で横になった。最初の1〜2時間は「あ、意外と大丈夫かも」と思っていた。でも深夜2時ごろに目が覚めたとき、テントの内側が結露で濡れていて、底冷えがじわじわきていた。

断熱マットの厚さが足りなかったんだと思う。地面からの冷気は想像以上に強烈で、マット選びは寝袋と同じくらい重要だということを身をもって学んだ。それからは1時間おきくらいに目が覚めて、完全に熟睡はできなかった。

ただ、朝の景色がすべてを帳消しにしてくれた。テントを開けたら一面に霜が降りていて、朝日がそれを照らしてキラキラしている。あの景色を見た瞬間、「来て良かった」と心の底から思った。疲れとか寒さとか全部どうでも良くなった。

冬キャンプを終えて気づいたこと・次回への反省

初めての冬キャンプで感じたことを整理するとこんな感じだ。良かった点は、静けさ、焚き火の美しさ、星空、そして混雑のなさ。反省点は、マットの断熱性不足、設営に時間がかかりすぎたこと、防寒のレイヤリングがまだ最適化できていないこと。

総合的に言えば、冬キャンプは「しんどいけど最高」という体験だった。夏キャンプとは全然違う種類の楽しさがあって、一度やったら絶対またやりたくなる。実際、もう次の冬キャンプの計画を立て始めている。次はマットをアップグレードして、もう少し標高の低い場所からリベンジしようと思っている。

冬キャンプを迷っている人には、ぜひ一度チャレンジしてほしいと思う。確かに装備への投資は必要だし、準備も大変だ。でも、あの焚き火の炎と星空と朝の霜景色は、夏キャンプでは絶対に手に入らないものだった。「寒いのが苦手だから無理」と思っていた自分が、今では冬キャンプの虜になっているんだから、人生何があるかわからない。まずは防寒装備をしっかりそろえて、近場の低標高のキャンプ場から試してみることをおすすめする。

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