
ピックルボールのパドル選びで迷った話
ピックルボールを本格的に続けようと思ったとき、最初に悩んだのがパドル選びだった。テニスのラケットと違ってまだ日本での認知度が低く、実店舗で試せる機会も少ない。ネットで調べれば調べるほど迷った経験を振り返ってみる。
パドルの素材で打ち心地が全然違う
パドルの素材は主にグラスファイバー(ガラス繊維)、カーボンファイバー(炭素繊維)、ポリプロピレンの3種類。それぞれ特性が違う。
グラスファイバーはボールの反発が柔らかくてコントロールしやすい。カーボンはパワーが出やすいけどコントロールが難しい。最初はグラスファイバーの方が初心者向きと知ったけど、自分で触って打ってみないと結局わからないのが本音だった。
重さが思った以上に重要だった
パドルの重さは200〜230g程度が一般的。この30gの差がプレー中はかなり影響する。重いパドルはパワーが出やすいけど、長時間プレーすると腕が疲れる。軽いパドルは操作しやすいけど、ボールを飛ばしにくい。
自分は220gのパドルを最初に購入したけど、1時間プレーすると肘が疲れてくることに気づいた。次に買ったのは210gのものに変えたら、ちょうどよくなった。
グリップの太さも見逃せない
テニスではグリップのサイズにこだわるのに、パドルでは見落としていた。グリップが太すぎると手首の動きが制限され、細すぎると力が逃げる。
グリップは後からテープで調整できると知ってから、まず標準的な太さのものを選んで、様子を見ながらテープを巻いて調整する方法にした。これは合理的だと思う。
コアの厚さもゲームスタイルを左右する
パドルのコア(内部の素材)の厚さは13mm〜16mmが多い。薄いとパワーが出やすく、厚いとコントロール性が高くなる。
コントロール重視のプレースタイルには厚めのコアが合うと教えてもらい、16mmのものを選んだ。確かにディンクショット(緩い球)がしやすくなった気がする。ただ、これもプレーを積み重ねて体感してみないとわからない要素が多い。
最終的には試打できる機会を探すのが一番
ネットで情報を集めるよりも、試打できる環境を探す方が賢い選択だと後からわかった。コミュニティのメンバーからパドルを借りて打ち比べることができて、そこで自分に合ったタイプが判断できた。
パドルは道具の一つに過ぎないけど、自分のプレーに合ったものを選ぶと練習の満足度が上がる。まだ試行錯誤の途中だけど、道具選びも競技の楽しみの一つだと思っている。

中学生からテニスを始め、現在テニスコーチもしています。