ワインのペアリングを試してみた|初心者でもハマった組み合わせの話

正直、ワインって「なんとなくおいしい」で飲んでたタイプだった。赤ワインとか白ワインとか、そのくらいの区別はわかるけど、「このワインにはこの料理が合う」みたいなペアリングの話になると、急に敷居が高くなる気がしてずっと敬遠してたんだよね。でも先週、友達の家でペアリングを意識した食事会があって、そこで初めてちゃんと試してみたら、これが予想外に面白くて。今日はその体験をざっくりシェアしようと思う。

ペアリングって何から始めればいいのか、まず調べてみた

食事会の前日、ちゃんと予習しようと思っていろいろ調べてみた。ペアリングの基本でよく言われるのが「産地を合わせる」「色を合わせる」「風味の強さを合わせる」みたいなルールで、たとえばフランス料理にはフランスワイン、魚料理には白ワインみたいなやつ。でも調べれば調べるほど「例外もある」「好みによる」みたいな話も出てきて、結局のところ難しく考えすぎないことが大事らしいというのがわかってきた。専門的に突き詰めると沼になりそうだけど、最初はシンプルに「濃い料理には濃いワイン」「あっさりした料理には軽めのワイン」くらいのイメージで試してみればいいんだと思う。基礎だけ頭に入れて、あとは実際に飲んで確かめるしかないなという結論に落ち着いた。

赤ワイン × 牛肉の組み合わせは本当に正義だった

食事会のメインは友達が作ってくれた牛肉の赤ワイン煮込み。合わせたワインはフランス・ボルドーの赤ワインで、タンニンがしっかり効いたタイプだった。一口飲んで料理を食べた瞬間、「あ、これ本物だ」って思った。ワインの渋みが肉の脂をスッと流してくれる感じがあって、単体で飲むより料理がおいしく感じるし、ワインもより深みが増すような感覚があった。食事とワインが互いを引き立て合うってこういうことか、と体で理解できた気がする。これまで「赤ワインには肉」って聞き飽きるくらい聞いてたけど、実際に体験するとその言葉の意味がちゃんとわかる。知識として知ってるのと、味覚として体験するのは全然違うなと感じた瞬間だった。

白ワイン × 魚介も試したら、これもかなり良かった

メインの前に出てきた前菜がホタテのソテーで、そこでは白ワインを合わせた。選んだのはブルゴーニュのシャルドネで、樽のニュアンスが少しあるリッチめな白ワイン。ホタテのバター焼きとの相性が抜群で、バターの風味とワインのコクがすごくなじんでいた。魚介に白ワインっていうのも「定番すぎて面白くない」くらいに思ってたんだけど、実際に飲むと定番には理由があるというのが腑に落ちた。白ワインの酸味がホタテの甘みを引き立てて、後味がすっきりする。ここで気づいたのが、ワインの「酸味」って料理との相性においてかなり重要な要素だってこと。酸味が料理のくどさを消してくれる役割があるから、脂っこいものには酸度が高めのワインが合うらしい。これは次に自分で選ぶときに使えると思った。

チーズとのペアリングが一番意外で面白かった

デザート代わりに出てきたチーズの盛り合わせで、さらに2種類のワインを試した。ブルーチーズには甘口の貴腐ワイン、ハードチーズにはタンニンの強い赤ワイン。ブルーチーズと貴腐ワインの組み合わせは、正直「甘いもの同士で合うの?」って半信半疑だったんだけど、食べてみたらびっくりするくらいおいしかった。チーズの塩気と強烈な風味が、甘いワインのおかげでまろやかになって、すごくバランスよく感じた。対照的な風味が互いを引き立て合うというパターンがあるのを初めて実感できた体験だった。ペアリングって「似たもの同士を合わせる」だけじゃなくて、あえて対比させる発想もあるんだと知れたのが、この日一番の収穫だったかもしれない。チーズとワインの世界、沼の予感がする。

初心者がペアリングを楽しむためのコツ、まとめてみた

一通り体験してみてわかったのが、最初からガチガチにルールにこだわる必要はないってこと。まず「濃い料理×濃いワイン」「あっさり料理×軽いワイン」という基本軸だけ意識しておけば、大きく外れることはない。あとは産地を合わせるとか、料理に使ったワインと同じワインを飲むとか、シンプルな方法でも十分楽しめる。それよりも大事なのが、実際に試して自分の感覚を育てることだと思う。ワインショップで「この料理に合うやつ下さい」って聞いてみるのも全然アリだし、最近はペアリングの提案が書いてあるラベルのワインも多い。難しく考えず、まずは飲んでみる。その繰り返しで自分の好みのパターンが見えてくるんじゃないかと感じた。

ワインのペアリング、正直なめてたけどこんなに奥深いとは思わなかった。「ただ飲む」のと「合わせて飲む」のでは、体験の密度がまったく違う。食事がコースみたいに感じられるし、会話も自然と盛り上がるし、いいことだらけだった。次は自分で料理を作って、ちゃんとワインを選んで試してみたいと思っている。イタリアン作って、イタリアワインを合わせるところから始めようかな。ワインの沼、静かに深みにはまりはじめている気がする。

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